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【記者クラブデビュー】小豆島ヘルシーランドの記者会見に行きました

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東京プレスクラブに何故か小豆島ヘルシーランドさんから「2012年のロサンゼルス国際エクストラヴァージンオリーブオイル品評会で金賞を取りました。日本記者クラブで記者発表会をやりますのでぜひ取材に」との依頼がありました。場所はなんと日本記者クラブ!ということで、東京プレスクラブも記者クラブデビュー。以下、同社社長の柳生敏宏社長からの報告です。

【記者クラブデビュー】小豆島ヘルシーランドの記者会見に行きました

小豆島ヘルシーランド株式会社柳生敏宏社長

◯小豆島ヘルシーランド株式会社代表取締役社長を務めさせていただいております柳生敏宏と申します。本日は、2012年のロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会におきまして金賞受賞させていただきましたご報告と、その経緯をご説明させていただきたいと思います。

◯私は小豆島生まれの父を持ち、当社入社以来、小豆島のオリーブオイルに携わってまいりました。商品を作っているだけではなく、土を耕し、そこに挿し木を植えて、10数年かけてオリーブを育ててきました。そして今、小豆島で100余年の歴史に培われてきた技術と先人達の知恵によって守られてきたオリーブを生かして商品を作っています。我が社に関しましては、オリーブ品種世界1,125種類と言われる品種の中の約30種類、その中から更に数種類に絞りまして小豆島で『ゴールドラベル』を作ってきました。

◯我々は、国内だけではなく小豆島のオリーブオイルが世界に、その品質で認められるようにしたいと考えていました。そのためには専門家がいる。オリーブオイルを科学的に、そして官能的にも評価を高めていくための専門家が必要だ。という事でスペイン・アンダルシア州政府の農水省と小豆島オリーブ協会が一緒に組み、専門家を育成するためのセミナーを開催して、2003年に私がまずカタドール(オリーブオイルの品質鑑定士)と呼ばれる資格を取得しました。

◯その後、カタドールを社内で3名、オリーブオイルソムリエ、ジュニアソムリエという専門家を合計で7名を育ててきました。オリーブオイルの品質鑑定は世界的に、科学的分析による数値と、オリーブオイルを飲み、匂いを嗅いで評価する官能的評価という2種類の評価によって、エキストラバージンオリーブオイルになっていきます。その官能的な評価を出来る人間を育ててきました。本日はイタリアでオリーブオイルソムリエを取得した内海という者も来ておりまして様々な専門家によって運営しています。

◯私たちが金賞をとるまでにどういう事をやってきたか?一昨年、同じ品評会に出させていただいた時は、銀賞を取得する事が出来ました。「もっと世界的に評価されたい」という事で専門家7名によって、毎月チュニジア・ギリシア・トルコ・イタリア・フランス・スペインなど世界各国のオリーブオイルを数種類ずつ集めて、そのオリーブオイルの品質鑑定をしていきました。

◯その品質鑑定の中には、オリーブオイルを飲んで好ましくない特性がないか?世界的に高評価のオイルがどういう味をしているか?味のみならず、オリーブオイルが育てられてきた背景、どういった雨天、雨量で、どういう熟度で、どういう品種を使って、このオリーブオイルの味になったのか?ということを鑑定士によって検証を重ねました。

◯こうした検証を重ね、我々が目指すべき方向、小豆島という瀬戸内海の島から世界品質のオリーブオイルを発信するためには「こういうものがいいんじゃないか」という結論に達しました。それが今回、金賞をいただきました『ゴールドラベル』商品になります。専門家が世界中のオリーブオイルを鑑定した結果、やっと目標を達成する事が出来ました。

◯また我々がこの世界品質(の開発)に向けて発信するにあたっては、会社単独の取り組みではなく 10年ほど前から小豆島全体で世界に向けて、島のオリーブオイル品質を高めていけないかという取り組みの中で始まりました、カタドール養成講座、その後も世界的なロサンゼルスの品評会の他にイタリアの「フロス・オレイ」等、様々な品評会。そういったものに我々が挑戦して行く。

◯小豆島として商品を出品して行く事で、世界に対して「世界の産地」として小豆島を認めていただく。そういった取り組みをやってこられました香川県農業試験場小豆オリーブ研究所の柴田さん。私のオリーブの師匠ですが、そういった方から、ご指導いただき、世界のオリーブに対する品質鑑定評価の仕方、様々なコンテストがあるという事、 2006年には私もイタリアを3,000キロ、フラントイオと呼ばれる搾油工場を廻り、高品質なオリーブオイルに生で体感し、生産者の皆様とも触れました。「俺の所のオリーブオイルが一番なんだぜ」こういう情熱でやられている方、イタリアには、特にそのような生産者の方がたくさんいらっしゃいました。そういう人との出会いをいただきながら、今回こうして金賞を頂く事につなげる事が出来ました。

◯今回の金賞ですけれども481商品が世界中から集まりまして、その中でいただく事が出来ました。銀賞の時と違う事は我々自身の鑑定によって味を高めて来たという事。「こういう品種を加えたら良いのではないか?」という事で我々が今まで使っていなかった新しいイタリア系品種のコラティーナ(Coratina)という品種を加えて味を高めていきました。様々な取り組みによって我々は金賞を受賞し、この背景には小豆島の取り組みがありますので我々が金賞を受賞出来たんです。

◯小豆島全体のレベルアップに今回の受賞が繋がっていくように、この金賞の上に、更に最高賞というのがありますので、そこに目がけて我々は鑑定の能力を高めて専門家としての能力を高めて、世界に誇れるような品質を発信していきたいと考えております。

◯イタリアの「フロス・オレイ」というオリーブオイルのミシュランガイド版にも私達の商品が掲載されました。これは評価として80点以上のものが載る。1,000以上の商品が世界中から集まり、評価された400超の会社が載っています。小豆島は我々を含め7社くらい載っています。今後この「フロス・オレイ」の中でも更に、最高位につけられるようオリーブオイルの品質を高めていきたいと。そのためには農業から改善していき更にその品種の選定やプラント能力を高めていき世界に対しての発信をしていきたいと考えていっております。

◯小豆島の取り組みが、国産オリーブオイルの評価を高めていく事に繋がっていけば良いと考えています。世界から日本に集まるオリーブオイルの量というのが40,000トン。10年前に比べたら約10,000トン増えています。日本のオリーブオイルも産地が増えていきつつあります。そういった中で瀬戸内海の小豆島が、日本の品質を高めていくトップを走っていけるよう取り組む事が我々の使命だと考えやっていっております。硬い話しとなりましたが、更に研鑽を重ねていく事をお約束し、世界に品質のトップレベルを発していく事をお約束しまして、ご説明を終えさせていただきたいと思います。

【記者クラブデビュー】小豆島ヘルシーランドの記者会見に行きました

(取材協力:小豆島プレスクラブ)

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