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あの人気アニメの声優陣が再集結! 「文芸あねもねRトークショー」イベントレポート(後)

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 「女による女のためのR−18文学賞」にゆかりのある10人の女性作家陣が執筆し、書籍の印税を東日本大震災の復興支援として全額寄付する趣旨で出版された『文芸あねもね』(新潮文庫/刊)。その趣意に賛同し、「声優として何かできないか」と考えた井上喜久子さんが田中敦子さんとともに立ち上げたプロジェクトが「文芸あねもねR」だ。
 「文芸あねもねR」は人気声優陣が『文芸あねもね』に所収されている作品を朗読し、オーディオブックとして配信販売、諸経費を除いた売上を復興支援として全額寄付する。
 そして3月3日、東京・浜松町の文化放送メディアプラスホールで、「文芸あねもねR」初のイベントを開催! 120名の観客の前で、発起人の井上さんと田中さんが豪華なゲスト陣たちとともにトークと朗読を披露した。今回は、まさかの飛び入りゲストも登場したイベント後半のレポートをお送りする。【レポート前編へ

 ◇   ◇   ◇

 後半も人気声優のゲストが次々と登壇。そのトップバッターを飾ったのが、iPhoneアプリ「朗読少女」のしおり役などを演じるささきのぞみさんだ。
 ささきさんの役目は「文芸あねもねR」のダウンロード方法のレクチャーだ。しかし、井上さんはパソコンがあまり得意ではないようで、最近、田中さんから“コピペ”(コピー&ペースト)のやり方を教わったといい、会場を笑わせていた。

 続いてステージ上に姿を現したのは大塚明夫さんと、そしてまさに“飛び入り”だったという山寺宏一さん。客席からはこの日一番の拍手が巻き起こる。
 ファンならご存知の通り、田中さんと大塚さんと山寺さんはTVアニメ版「攻殻機動隊」シリーズで共演しており、山寺さんは「喜久子ちゃんからイベントの資料を見せてもらって、少佐(田中さん)とバトー(大塚さん)がいるなら、トグサとしては行かないといけない、と!」と意外な(?)イベントへの出演理由を明かした。さらに、「あ、“元”トグサですけど!」と6月に上映予定の映画版に配慮してか、“元”を強調していた。

 また、山寺さんは被災地である宮城県出身ということもあり、「宮城県民を代表して、ありがとうと言いたい」とコメントした。山寺さん自身も地元・宮城県の「みやぎびっきの会」で児童支援活動を行っており、東日本大震災を契機に一般社団法人化し、理事を務めているという。

 ひと段落したところで、朗読タイムへ。ここでは前半同様に『文芸あねもね』に所収されている作品のあらすじを一人ずつ朗読した。ここでも軽快なトークが繰り広げられ、井上さんがまだ駆け出しの頃に大塚さんに言われた一言が、今のコスプレ好きにつながったことが明らかになる一面もあった。
 朗読タイムが終わると、さらに小山さんとささきさんが再びステージに登場し、誰もが予想しなかったフォトセッションタイムに突入。チャリティーはどれだけ多くの人に広められるかが重要、ということから、声優たちの写真を撮影しツイッターやブログでどんどん告知をして欲しいという想いの元で行われた。また、その最中、井上さんは「私に光を多めにください!」と照明スタッフにお願いしていた。

 最後には、作家陣もステージに昇り、締めの挨拶へ。
 発起人の一人である田中さんは、山本文緒先生があとがきで書いた「何事もやり始めることは簡単でやり切ることは困難です」という言葉を引用し、作品を執筆した作家たちや、プロジェクトのパートナーである井上さんに対して感謝の気持ちを述べた。
 また、井上さんは何から何まで手探りのスタートながら、ここまでプロジェクトを進めてきたことを振り返りながら「これから始まるところなので、今後ともよろしくお願いします」と会場に向かって呼びかけた。

 「文芸あねもねR」は現在、「少女病 近親者・ユキ」と「二十三センチの祝福」の二作品がオーディオブック配信サービスの「FeBe」でダウンロード販売されている。詳細は「文芸あねもねR」の公式ホームページを参照のこと。声優陣たちの本気の朗読を聞いて、このチャリティーに“参加”してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)

■「文芸あねもねR」
http://www.joqr.co.jp/anemone-r/



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