行動力を高めるための習慣2つ

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 すぐに面倒くさがってしまう、行動力がない…そんな人は少なくないだろう。では、行動力をつけるにはどうしたらいいのか。さらに、行動した上で、結果もきちんと出す。そんなデキるビジネスマンになるためには、何が必要なのだろうか。

 『ビジネスマンのための「実行力」養成講座』(小宮一慶/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)では、「結果が出る行動力」のことを「実行力」と定義し、行動して、結果を出して、それを継続するためのコツを豊富なエピソードとともに、具体的に紹介していく。

 本書では、行動力を身につけるための習慣をいくつか挙げている。例えば、「新聞記事、数字をメモする」だ。
 一昨日の夕食、何を食べたか覚えていられるだろうか。結構覚えていられないものだ。私たちは、一昨日の夕食に何を食べたかも覚えていられないのに、一週間前の新聞記事を、よほどインパクトのあるもの以外なら覚えていられないはずだ。だから、いつもメモ帳を携帯し、覚えておきたいことがあったらすぐにその場でメモをすることが大事なのだ。そんな小さなことを毎日やっている人とやっていない人では、数年間で、ものすごく差がつく。ビジネスは、社会の環境に自分たちを合わせることが大原則。社会のことを新聞で知り、それを少しずつメモして毎日勉強して社会の流れを知っている人とそうでない人では、数年も経てば大きな差がつく。やってもやらなくても、かつ、やってもいますぐ効果が出るわけでもないことをどれだけ継続できるかが、重要なのだ。
 また、もう1つ紹介しよう。「『有難う』と声に出して言う」だ。部下や家族に対しても、何かしてもらったら「有難う」と声に出していうこと。いくら心で思っていても、言葉や行動で示さないと伝わらないことはたくさんある。そういうことは、ふだんから声に出す習慣が必要となる。「俺は思ってたんだ」だけでは、思っていないのと同じ。感謝の気持ちを恥ずかしがらずに伝える。それが行動力の源泉だ。

 本書で紹介されているものは、基本的なことが多いかもしれない。しかし、基本的なことが完璧に出来なければ、難しいことも遂げられない。地道な努力を続けることが、成功へとつながるのだろう。
(新刊JP編集部)



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