iOSが6.1.3にアップデートされ国内地図が改善 どこが変わったのか?

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iPhone、iPad、iPod Touchに使われているiOSが6.1.3にアップデートされた。6.1.2ではバッテリーの異常消費を回避するフィックスが適用されたが今回の修正個所は、パスコードを迂回して電話Appにアクセスできる脆弱性の修正及び、日本のマップの改善となっている。

これにより常日頃「使いづらい」と言われていたApple製の地図アプリも多少マシになったのではないだろうか。最新のiOS6.1.3にすることにより地図のどこが変更されたのだろうか。過去のバーションと比較してみたのでご覧頂きたい。

※全ての画像をご覧になれない方はこちらからご覧ください。

違いを比較

・信号表記の有無

国内の道路に設置されている信号が表記されるようになった。これはかなり大きな改善といえるだろう。それだけでなく、交差点の名称なども表記されるようになり、地図としての利便性が向上していると言える。

・高速道路の出入り口表記

高速道路の出入り口の表記もされるようになった。カーナビ代わりに使う人には便利な機能である。それだけでなくジャンクション名も表示されている。

地図アプリはiOSのアップデートだけでなく、サーバー側でも修正されているので、知らない間に更新されているということもある。例えば3月12日には日本国内の地図データを大幅更新。その際には高速道路の色を緑にし、東京タワーや東京スカイツリーなどの建物を3D表示に変更。サーバー側でのアップデートで変更できない物は今回のiOSのアップデートで更新された模様だ。

都心部以外は粗末

しかし都心部以外に目を向けてみるとまだ不十分な個所もあり、名古屋のテレビ塔は3D表示がおかしいだけでなく、何もない状態である。同じく名古屋の名古屋城は四角いままである。今後は名古屋や大阪まで修正が行われるだろうか。
意外なことに富士山が3D表示できたことに驚きである(富士山の3D表示は過去のバージョンから対応済み)。

新たな脆弱性も……

ちなみにiOS6.1.3でのパスコードを迂回して電話Appにアクセスできる脆弱性に修正を施したが、既に新たな脆弱性が見つかりパスコードを入力しなくても電話Appにアクセスできるようだ(下記動画参照)。

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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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ソル

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