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独身女の毎日をリアルに描く映画

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独身女性のリアルな毎日をテーマにした映画は、これまで『 セックス・アンド・ザ・シティ』や以前「オトナ女子映画部」で紹介した『バチェロレッテ』的な、華やかでアクティブな作品が多かった様に思う。しかし、本当に本当のリアルはもっと質素で切実なものなのではないだろうか。
3月2日より公開中の映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』は、「なんで私は独り身なのよ!」「なんであの子の方が幸せなの!?」と言ったヒステリーとは無縁の、のんびりとした雰囲気に包まれた作品だ。しかし、そこには独女の静かな怒りやら悲しみやらがこめられている。

本作はカフェ店員のすーちゃん、メーカー営業のまいちゃん、在宅のWEBデザイナーさわこさん独女3人の寂しさや悩みや不安、小さな幸せを描いた物語。

原作の益田ミリ著のコミック『すーちゃん』を始めて読んだ時、筆者はその柔らかな絵のタッチからは考えられない、リアルな独女の描写に驚いたものだ。知人の女性もこのコミックが大好きだが、「旦那には読まれたくない」と隠しているらしい。過激なベッドシーンやらが描かれたコミックや小説よりもずっと、女の心の中が暴かれてしまう気がする、と『すーちゃん』について語りあったものだ。

毎日特別贅沢はしてない、仕事は楽しいけど将来は不安。コツコツ貯めた貯金は200万ほど。彼氏はずっといなくて、このまま一人で死んでくのなんて泣きそうになる。でも、友達と美味しいものを食べてる時は幸せ。
そんな泣きたくなる様なリアルさはそのままに、監督が男性ということが影響しているのか、映画はとても優しい仕上がりとなっている。

彼氏いない歴5年のすーちゃんを日本を代表する美女、柴咲コウが演じると聞いた時は正直驚いたが、彼女の優しい表情やひたむきさは観ているうちに心を癒やしてくれた。

原作『すーちゃん』には「映画を観た後は真っ直ぐ家に帰りたくない」という描写が出てくるが、ぜひ本作を観た後は美味しいものを食べたり、お花を買ったりして、小さな幸せを噛みしめて欲しい。その小さな幸せこそが、日々のストレスに打ち勝つパワーを持っていると思うから。(中村梢)

すーちゃん まいちゃん さわ子さん
3月2日(土)全国 ロードショー!
(C)2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」製作委員会

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(http://news.livedoor.com/article/detail/7469198/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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