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TVのランキング番組 「本来1位のものを10位にすることも」

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 今も昔もランキング番組はテレビの人気コンテンツだ。視聴率40%を獲るほどのお化け番組だった『ザ・ベストテン』(TBS系、1978~1989年放送)を振り返ればわかるように、かつてのランキング紹介番組において、1位は最後に放送されるものだった。『ザ・ベストテン』では10位から1位までのあいだ、誰がどこで登場するかわからず、自分の好きな歌手が1位になることを願い、子供たちはテレビの前に釘付けになった。

 だが、いまのテレビでは“正反対”の作り方が流行中だという。

「いまの番組は、面白いものから順に出していくんです。たとえば、なにかをベスト10形式で紹介する場合、本来1位のものを10位に持ってくることもあります。そうしないと、視聴者を引っ張れないと考えているんです。ですが、番組全体を考えた場合、ずっと観ている人の満足度はどんどん下がっていく。だから、毎週欠かさず観る、という番組が減ったのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 たしかに、リモコン操作が当たり前になった昨今、ザッピングは当たり前。ましてやインターネットも普及し、何か1つのことを、じっくりと見続けるという習慣が薄れていることは間違いない。

「もちろん、一時的な興味で視聴者を引っ張っていくよりも、番組全体をパッケージとして見たときの面白さで評価してもらうほうが制作側としてもうれしいですよ。でも、毎分視聴率も出るし、どうしても目先の数字に捉われてしまう。結果的に、視聴者からすれば、全体としては何も残らない番組になってしまっている。これでいいとは思えないのですが……」(同前)

 どうすれば、視聴者ウケのよい番組が作れるか、テレビマンも苦悩しているようである。



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