僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

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僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。
(まとめ)

・イギリス在住の無職青年がロンドンに「僕を雇って」という看板を立てた(今年元旦)

・ウェブサイトで自己PRの動画を公開した(employadam.com

・動画が口コミで広がり、たちまち100件以上の仕事の申し出が殺到した

・現在は「口コミビデオプロデューサー」として映像制作会社で働いている

・最初の給料でまた市中の看板に協力者に感謝を伝える広告を出した(2月15日)

これが・・・(今年の1月1日)

僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

(貯金をはたいてこの広告出しました。お願いだから雇って下さい。アダムを雇おうドッドコム)

こうなった!…(2月15日現在)

僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

(初任給で広告してます。ご協力感謝いたします。アダムを雇おうドットコム)

就職先のKEOっていうのはイギリスでもトップクラスの制作会社みたいだね。看板を出してから1ヶ月半であっという間に無職一文無しから自分の憧れの企業の正社員になったんだから、やっぱりメディア広告の才能があるっていうことだよね、アダム君。

http://www.youtube.com/watch?&v=jtNLRY-RTOI#!

(Employ Adam: Video Update:新しい職場での自分の「オフィス」で撮影された動画。多くのメディアで取り上げられ、看板は大成功して就職したことを報告してるよ。当時ユーチューブのコメント欄で「お前なんか就職できっこない!」等々アダム君を罵倒したコメントを取り上げて「うまくいきましたけど何か?」みたいなヨユーを見せつけてて痛快だよ。)

広告+ウェブサイトの効果だけど、公開後から150万ヒット、ツイッターでも1600回もリツイート(転載)されてちょっとしたお祭りになったそうだよ。業界の有名人からも直接激励が送られたり反応は上々だったんだ。

ネット上だけでなく新聞やテレビでも取り上げられ、メールも殺到してアダム君はてんてこ舞い。なんと看板が公開される前日にネットで「明日看板が出ます」っていう予告をしただけで、もう仕事の以来が舞い込んでいたらしいよ!

僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

(英国アイル・オブ・ワイル出身アダム・パツィティ君24歳)

「向こう(企業)はPR動画とウェブサイトを気に入ってくれたみたいだけど、なんといっても看板立てたってとこが決め手になったんだろうね」

メディア関係の学位を優秀な成績でとって、アマチュアながら何本もの映画をプロデュースしてきた実績があったのに、就職活動では何百という会社から不採用の通知を受け、卒業後はゲーセンの景品係のバイトしか仕事がなかったアダム君。

「(広告の公開後は)面接もしないうちからメールで採用の契約書が送られてきたよ。めっちゃ効果があったんだ。100件以上は仕事の申し出があったかな」

アダム君は今やエミー賞などの受賞歴も華々しいプロダクション・カンパニーであるKEOの社員だ(KEO film)。

僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

KEOはイギリスの映像制作会社でテレビ番組等を手がけているよ。ここで彼は口コミ動画プロデューサーとしてネット向けの動画制作に携わるんだって。まさに夢を実力でかなえた格好だね。

アダム君がまず手がける企画は、かつての自分と同じように求職中の人たちが画期的な就職活動のやり方を見つけるのにアダム君が一役買うってものらしいよ。

「仕事にありつくのは難しいっていうのは身にしみてわかってるからね。同じような人の手助けができてほんとにうれしいよ」

KEO社のディレクター、ロブ・ラブ氏はこんなことを言ってるよ

「一時はどこでもアダムの話で持ちきりだったよ。彼は画期的なやり方でネットでも現実でも自分に注目を集めさせるのに大成功してみせた」

僕を雇って…後日譚。あっという間に就職が決まったアダム君。

(Rob Love Non-Executive Director)

「アダムは自分が有望な才能ある人物だということを示してみんなの注目をひいた。自らの就職活動ですっかり主導権を握ったんだ。

「よろこんで我がKEO社に迎え入れるよ」

というわけで二番煎じだのなんだのという声もあったけど、見事就職成功したみたいでおめでとうアダム君!

発想もさることながらやっぱりモノを言ったのは実際に看板立ててみせるっていう行動力だよね。「人にものを伝えて人を動かす」っていうのがメディアの役割だから、彼はまさに自分がうってつけの才能を持ってることを行動で示したんじゃないかな。

仕事がデキる人ってたとえ運悪く無職になっても結局は輝くんだね!

やっぱ世の中、自分から動かなきゃはじまらないね!

文句言ってるヒマがあったら行動だよ!

(アダム君のサイト→アダムを雇おう!)

(アダム君のツイッター→@adampacitti

最後まで読んでくれてありがとう!

crying

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※この記事はGAGAZINEさんよりご寄稿いただいたものです

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