「笑う」ことの身体への意外な効果

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 体の中でも特別な役割を果たしている筋肉が腹筋だ。最近太った、ビール腹になってきた、お腹を凹ませたい…。そう思ってランニングや筋トレを始めるも続かない。そんな人は、まず腹筋を鍛えることが得策だ。腹筋を強くすれば、ダイエット効果だけでなく、運動パフォーマンスの向上、体調の改善、メンタル強化にもつながるという。

 『心と身体を整える 岸式腹筋トレーニング』(岸陽/著、ソフトバンククリエイティブ/刊)では、“支え”の筋肉「腹筋」を鍛え、心身ともにリラックスした理想的な身体状態をつくるための「モーション アンド サポートトレーニング」の基本理論から改善記、自宅でもできるトレーニング方法を紹介する。

 そもそも腹筋はどのような役割を果たしているのだろうか。私たちの身体には大小600の筋肉がある。
 各筋肉が、歩く時は脚の筋肉が、物を持つ時は腕の筋肉が、というように動作のたびに働くので、私たちは生活の中で様々な動きをすることができる。しかし、600以上ある筋肉の中で、「動き」に使われていない筋肉がある。それが腹筋だという。
 実は、私たちは24時間、腹筋をほとんど使うことなく生活している。しかし「動き」としての役割がない代わりに「支え」という役割が腹筋にはある。私たちの身体は「動き」と「支え」の相反する力のバランスによって成り立っている。1つの「支え」の力を中心として、数多くの「動き」の力が存在する。つまり、人間の運動において、動く時に発生する「動き」の力を支えているのが腹筋なのだ。

 そして、日常生活で基本的には使われていない腹筋が、強く働く瞬間がある。それは笑った時だ。大笑いすると腹筋が痛くなるという経験をしたことがある人は多いだろう。それは「笑う」という行為が腹筋によって行われているからだ。
 本書の著者であり、パーソナルトレーナーの岸さんが最も簡単で、最もわかりやすく、最も効果的なトレーニングを模索し続け、「笑う」という行為に辿り着いたのだという。「支え」となる腹筋が笑った時に強化され、身体の状態もどんどん良い状態になるのだ。

 普段、運動をしない人が体を鍛えようと思い立ち、急に1日100回腹筋をすると決めてもなかなか続かないだろう。しかし、「笑う」という行為なら誰でもできる。まずは、毎日を楽しく過ごして、たくさん笑うことから始めてみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)



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