セガ社員がファミ通大批判!「面白さわからない4人がレビューしてる!」
ゲーム雑誌編集者やライターがゲームをプレイし、10点満点を最高点数としてゲーム評価をするコーナー。それが、『週刊ファミ通』が連載しているクロスレビューのコーナーだ。レビューとして点数のほかに数百文字のコメントが掲載され、同じゲームを4人がプレイして評価する。すでに説明したが最高得点が10点となっており、4人合計で40点満点となる。
そんなクロスレビューに対し、セガの社員がついにホンネを漏らした。いや、ホンネを叫んだ! なんと「弊社から来週発売する『ザハウス オブ ザ デッド オーバーキル』がファミ通のクロスレビューでALL6点なんですけど、これ信じないで下さい」とコメントしたのである。
さらに、「あのクロスレビューを書いた奴らはわかってない! 面白さが全然わかってない4人がレビューしているんです!」と、かなり過激な発言までしているから驚きだ!
その人物は、第三CS研究開発部ローカライズセクション・セクションマネージャーの長谷川亮一氏で、『ザ ハウス オブ ザ デッド オーバーキル』をイチオシでアピールしている最中なのだとか。今回の発言は、ゲーム情報ブログ『オレ的ゲーム速報@刃』の取材でホンネをブチまけ、コメントしたものである。
自分が愛するゲームを低く評価されたら、そりゃ頭にくるだろう。しかし、いくら低い点数をつけられても、誌面やインターネット上でクロスレビュー批判をした人は限りなく少ない。会社組織に所属している以上は、強く言えないのである。
しかし、長谷川亮一氏は違った。『週刊ファミ通』クロスレビューの編集者やライターを “奴ら” 呼ばわりし、さらに「面白さが全然わかってない4人」とまで発言している。正直、『週刊ファミ通』には大変申し訳ないが、この長谷川亮一氏の発言でスカッとしたゲーム業界人は、少なからずいると思われる。
ゲームのクロスレビュー結果はゲームソフトの売り上げに少なからず影響するものと思われる。それゆえ、ちゃんと平等に、そして的確にゲームの楽しいポイントを把握し、そして読者に伝えなくてはならない。『週刊ファミ通』のなかでもクロスレビューをまかされる編集者やライターは、少なくともそれらのスキルがないと務まらない。それゆえ、「面白さが全然わかってない4人」がクロスレビューをしていたら大問題であり、読者としても不安がつのる(実際に6点の評価が妥当なゲームかもしれないので何ともいえないが)。
『ザ ハウス オブ ザ デッド オーバーキル』のクロスレビューの点数は、4人全員が6点だったという。1~2点は最悪、3~4点はけっこう厳しいデキ、5~6点は不満は残るものの普通、7~8点は良いデキ、9点はとても良いデキ、10点はエクセレントなデキという評価と考えていい。そう考えると、確かに6点は微妙な点数だ。
長谷川亮一氏は「このゲーム、英語で喋るんですけどとにかく言葉が凄い、F〇〇kって言う回数が物凄く多くてギネスにも載ったぐらいです。あと人肉ミキサーの下でゾンビが何か食べてたりするんです。でもCERO D(17歳以上対象)なんです」と、ゲームのアピールをしていたようだが、まったくアピールになっていないと思ったのは私だけだろうか。
「面白さが全然わかってない4人」が誰なのかわからないが、「面白さが全然わかってない4人」がどんなコメントを書いて評価しているのか『週刊ファミ通』を購入したくなったので、もしかすると長谷川亮一氏は『週刊ファミ通』の売り上げに貢献したことになるのかもしれない。ちなみに、ガジェット通信には「面白さをかなりわかってる4人」がいるのでいつでもご連絡くださいね、長谷川亮一さん。
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