「妖精」を呼ぶことができる本とは?

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 もし、「昨日、妖精を見たんだ〜」と友だちに言われたら、あなたは「この子、もしかして不思議ちゃん?」「なんか別の世界に行っちゃったのかな…」と心配するかも知れません。

 でも、妖精は昔から物語や絵画の中でその姿が描かれていますし、「見たことがある」と主張する人もいますよね。それに、実は少し振り返ってみると、幾度となく「妖精ブーム」がやってきています。
 古くは19世紀の終わり頃にイギリスで大ブームが巻き起こりましたし、アニメ映画『ピーターパン』に出てくるティンカー・ベルは妖精の代表的存在として世界中で知られています。また、日本では1970年代に「森永ハイクラウンチョコレート」のおまけとしてついてきた妖精のイラストが描かれたカードが少女たちの間で流行。また現在では人気ライトノベルでテレビアニメ化もされた『人類は衰退しました』(田中ロミオ/著、山崎透、戸部淑/イラスト、ガガガ文庫)の中に「妖精さん」というメルヘンな容姿をした存在が登場し人気を集めています。妖精は子どもからオタク層、アラフォー女子まで幅広く親しまれているのです。

 妖精について書かれている本はたくさんありますが、今、にわかに人気を集めている妖精にまつわる本があります。『妖精を呼ぶ本』(姫乃宮亜美/著、サンマーク出版/刊)です。1月9日に発売された本書は、出版元によれば、すでに3刷りのヒットになっているとのこと。

 どうして妖精は、いつの時代も人気なのでしょうか。それは、私たちが幸せになるために手助けをしてくれる存在だから、と著者の姫乃宮さんはいいます。
 しかし、誰の元にもやってくるというわけではなく、純粋で優しい心の持ち主や、楽しさや幸せを醸し出している人に引き寄せられてきます。そして、小さいけれどキラキラと輝く幸せを振りまいてくれるといいます。
また、その姿形は必ずしも同じというわけではないようです。
 目撃談が多数あり、目に見える妖精として話題になったことがある「ちいさいおじさん」にも触れられていますが、姫乃宮さんは、彼らは妖精というよりも、人の想念が形となった精の一種といったほうが近いと述べています。妖精は、花や植物、石、空気など自然にあるものの精が存在化したもの。一方、人間の念が固まってひとつの存在になっている「ちいさいおじさん」は、人間の念が固まった残像ともいえるのかもしれません。

 この本には妖精たちとつながり、ラッキーな出来事を次々と起こす方法がつづられています。
 妖精は優しい心や幸せの象徴ともいえる存在。だからこそ、いつの時代も人の心をつかんで離さないのではないでしょうか。妖精が集まってくるようなポジティブなオーラをまとった人になりたい。そんな願いをかなえてくれる一冊です。
(新刊JP編集部)



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