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「少女の庭はトラップだらけ」!?ダークかわいい水彩画家たまさんの世界

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「少女」をテーマにした作品が多数発表されているアートシーンでも、独特の乙女世界を描き続けているのが福井県鯖江市出身の水彩画家たまさん。デザインフェスタをはじめとするアートフェスタで頭角を現し、2008年より4年連続で東京・銀座にあるヴァニラ画廊で個展を開催。『KERA』の占いコーナーや『ゴシック&ロリータバイブル』でイラストが掲載されていたこともあり、20歳前後のゴスロリ女子を中心にファンが広がっています。

2012年11月に刊行された4冊目の画集『Lost Garden~少女主義的水彩画集III』(アトリエサード)では、30点以上の水彩画を収録。どれも明るくて繊細な草花の色使いや大きな瞳の女の子が印象的な作品ばかりです。

たまさんの作品の魅力はただかわいいだけでなく、ドキリとさせられるようなアイテムや構図が描かれているところ。女の子の身体から骨が剥き出しになっていたり、手首や足首が縛られていたり…。中にはガーゼをあちこちに処方した子や無数の注射器が刺された子もいます。画集の表紙にも使われている「Oleander」で女の子の足に別の女の子が噛みついているように、傷ついたり傷つけたりするということが、たまさんの描く世界に共通するテーマになっています。そのようなダークな面も絵に表現されていることも、女子からの人気が高い理由として挙げられるでしょう。

『Lost Garden』のあとがきに、「少女たちの庭はトラップだらけです。引っかき傷が残ったら、その痛みをもとに、またいつでも覗きに来て下さい」とメッセージを寄せているたまさん。幼い頃に見ていた夢の世界を思い出されるような絵に魅了される人は、これからも増えそうです。

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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