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「同僚のデイヴィッド・リンハーゲンと寝たの。離婚して」

妻エミリー(ジュリアン・ムーア)を寝取られたとデイヴィッド(ケヴィン・ベーコン)を恨み、心を閉ざすキャル(スティーブ・カレル)。しかし、エミリーが離婚を切り出した本当の理由は、デイヴィッドではなかった。
エミリーはなぜ浮気したのか?

問題はキャル自身と2人の夫婦関係にあった。しかしキャルは、そのことに気付かない。浮気相手と本気なのかそうでないのかなど考えようともせず、それが淋しさからの訴えだとは夢にも思わない。自分と妻の関係には何も問題はないと思っているのだ。

“結婚”とは?“家族”とは?“人生のパートナー”とは一体何なのか?

17歳で出会い、授かり婚をした2人。キャルは25年経った今でもエミリーを誰よりもセクシーでキュートだと思っている。浮気だってしたことなどない。本人にとっては、こんなに想っているのになぜ裏切られるのか分からない。

そもそも人を愛すとはどういうことなのだろう?
ただ一途に相手を好きでいればそれだけでいいのか?

相手が魅力的なのは自分のおかげ?そんなわけはない。40代のエミリーが今でも輝いているのは、エミリー自身の努力の賜物である。一方のキャルときたら、ひどいものだ。

ブヨブヨの体にオーバーサイズの洋服を纏い、髪はペッタリ、口は臭い!
いくら愛し合っていた過去があったって、何の努力もせずオヤジ丸出しで「俺は浮気もせずに君を愛してきた!」と声を大にして言われても、ちっとも嬉しくない!!

大切なのは“容姿”ではない=“努力”をしなくて良いということでは決してない。“努力”を怠るようになったら、人間終わりだ。

自分は努力もせず、相手の努力を褒め続けることが“真の愛情”?そんな夢物語は結婚生活には存在しない。2人で築くパートナーシップは、お互いの努力なしには決して生まれない。見た目のエチケットはもちろんだが、“パートナー”として何よりも致命的なのは、自分に非があるとは一ミリも思わず、相手の本心や本当の問題に向き合おうともしないケアレスさである。このキャルの“ケアレスさ”に、エミリーは“2人でいる意味”を見出せなくなってしまったのだ。

“人生のパートナー”として“2人でいる意味”を幸せに思える瞬間とはどんな瞬間だろう?

“きちんと話ができる”

結局はそれだけの気もする。
エミリーに別れたいと言われて、キャルはただ悲しみから逃げる。
すべて受け入れた上で別れることを選ぶのと、何も見ずにただ悲しみから逃げて別れることを選ぶのではわけが違う。どんな困難にぶつかっても、逃げずに事実をすべて受け入れ、2人で問題に立ち向かえるかどうか。ここで一方通行でない“話し合い”ができるかどうか。それが“2人でいる意味”であり、それが出来てこそ、“パートナー”というものなのかもしれない。

ケアレスな一方通行の愛情は、結婚生活では通用しない。それが“恋愛と結婚は別ものである”と言われる所以の一つなのだろう。“パートナー”とはどういうものなのか?本当の意味を考えさせられる。(安部沙織)

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(http://news.livedoor.com/article/detail/7315170/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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