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【就活生必見】僕を雇って 〜ロンドンのど真ん中に看板を立てちゃった

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若者が大学を出ても仕事がないのは日本だけじゃない。イギリスでも不況は深刻みたいだよ。アダム・パツィティ君(24)は去年春にけっこう優秀な成績でメディア関係の学部を卒業し、アシスタント・プロデューサー(いわゆるADってやつだね!)の職を求めて毎日いろんな会社に履歴書を送り続け、その合計は250通にものぼったそうだよ。でも面接にこぎつけたのはたった2社。結果はどっちも不採用。

頼れるコネは頼り尽くし万策尽きたアダムくんはとうとうわらをもすがる思いでなけなしの全財産500ポンド(約7万円)を投じて、今年の元旦にロンドンの中心部に「仕事をください」っていう広告を立てちゃったんだ。

(僕はこの広告に全財産を賭けました。お願いだから仕事をください!)

アダム君「昔ながらの広告を出したら効き目があると思ったんです。目立つし、きっとニュースになると考えました」

結果は大成功。彼のウェブサイトは公開後24時間以内に7000回もリツイートされ、電話は鳴りっぱなしになった!

http://www.youtube.com/watch?v=LGNxic8JG7o

(Employ Adam:Youtube)

アダム・パツィティです。無職です。

見て下さいこの不採用通知の数々…どこも雇ってくれません!

というわけで 「アダムを雇おう.com」 を立ち上げました。

メディアの職を希望しています。職歴豊富な人物をお探しなら僕はまさにうってつけです!

ウールワース(※スーパー)  「アダム…すまないが…」

ニューズ・オブ・ザ・ワールド(※新聞)  「アダム…すまないが…」

個人トレーナー  「アダム…すまないが…」

冗談です。ウールワースで働いたことはありません。

今まで何本ものドキュメンタリーをプロデュースしています。

<理想の彼女>

 賞も受賞し、記事にもなりました

<ピンフォール>

 僕の子供の頃からの夢、プロレスラーになるための体を張った修行の旅です。

<大きいことはいいことだ>

 アダム・パツィティの行き当たりばったりテキサスの旅 (※またリングに上ってるよこの人!)

社交的な性格で友達と過ごすのが大好き…

時にはスポーツで汗をかき

カラオケで地元の人を楽しませたりもしています

興味のある方はどうか連絡をください。

正直言って…かなりヤケクソになってるんです。

とまあいい人そうだっていうのは伝わるんだけど、ユーモアのセンスはちょっとどうなんだろう。最後に金属探知機持ち出してるのは「仕事が無いから落ちてるお金を探してる」って意味らしいんだけどイギリス人ならすぐわかるのかな?

アダム君は去年ウィンチェスター大学のメディア・プロダクション学部を最優秀で卒業したんだけど、ゲーセンのバイトしか仕事がなかったんだ。小銭を集めたり景品を補充したりの毎日。

「仕事があるだけ有難いとは思ったけど、僕がやりたいことはこんなことじゃない…」

「3ヶ月くらい前に広告とビデオ履歴書のことを思いついて、なんとか500ポンドを貯めたんだ」

「(就職活動は)まるで仕事そのものだったよ。応募する職に合わせて履歴書を修正しなきゃならない。めんどくさいんだ。ビデオを送れと言われることもある。でも面接にこぎつけたのはたった2社だけだった」

「これこそ僕の人柄と経験を知って貰う方法だと思ったんだ」

気になる成果の方だけど、いくつかの会社からメールは届いたけれど、今のところ具体的な雇用の申し出はないそうだよ。

(2013.1.3 Dailymail より)

そこでツイッターで最新状況をチェックしてみた。

いよいよ明日看板がロンドンのど真ん中に登場するよ

いろんなインタビューを受けたよ…ツイートしてくれたみんなありがとう

よっしゃ!あと10億回でオッパ・ガンナムスタイルの再生回数を抜けるぞ。

(※ガンナムスタイルは去年YouTube史上最多再生回数となった韓国のポップソングのPV)

全部のメールに返事を書くのに四苦八苦してます。感謝してもしきれません。これからロンドンへ出向くのでメールに電話番号を書いておいて下さい。

(※この間にラジオのインタビューやたくさんのネット記事が公開されたよ。)

具体的な話はなかったけど、今日はいろんな会社が興味を示してくれたよ。一晩中対応に追われてた。言葉に出来ないほどうれしい。みんなありがとう。

三日間で二時間しか寝ていない。もう寝るよ。いまだにシュールな気分だ。明日は一日中メールするぞ。

…というわけで看板の効果は抜群だったみたいだけどまだ仕事は決まってないみたい。記者もツイッターでインタビューをしてみたかったんだけど、寝ちゃったからねー。

このアダム君のことは今後もフォローしてうまく接触できたらまた記事にするつもりだよ。

それにしても素晴らしいアイデアと行動力だよね!心配しなくても自分をこれだけプレゼンできたらきっと欲しがる企業が出てくるはずだよ。初対面の人にも「実は就職活動のとき自分の看板を立てまして…」「ああ!君か!」みたいにすぐ認知してもらえるし。「正月明けたら本気だす」とか言ってる無職の人は見習ったほうがいいかもよ?!

(アダム君のサイト→アダムを雇おう!)

(アダム君のツイッター→@adampacitti)

最後まで読んでくれてありがとう!こんな記事も書いているよ。
※この記事はGAGAZINEさんよりご寄稿いただいたものです

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