マクドナルド“60秒キャンペーン”について店員が評判や裏技を大胆激白! バイト「やめて」「無理!」の悲鳴
2013年1月4日から日本マクドナルドが開始する60秒キャンペーン。これは60秒以内に提供することができなければ、ハンバーガー無料券(クォーターパウンダーチーズ、ダブルクォーターパウンダーチーズ除く)がもらえる。このキャンペーンで誰が得して誰が悲鳴をあげているのだろうか? 12月20日から六本木店で先行実施されたこのキャンペーンだが、全国では新年の三が日が過ぎてからとなる。
今回は現場で働くマクドナルドの店員に60秒キャンペーンについて話を訊くことができたので、その模様をご覧頂きたい。
記者 これって店員の間での評判は?
店員 みんな「やめてー」「無理!」と言ってました。店員は忙しくなるだけでなにも得しないんですよ。
記者 このキャンペーンによってサービスの質が低下すると思うんですが。
店員 大阪でテストしたときに実際にクレームがありました。ハンバーガーがぐちゃぐちゃになって「めちゃくちゃでんがなまんがな(要約)」って…。
記者 作り置きはやっぱり増えるんですか?
店員 原則としてハンバーガーの作り置きはだめなんです。注文されてから作るんです。ポテトやナゲット、パティは作り置きしてます。
記者 この無料クーポンってすぐ使えるんですか?
店員 「次回より」なんですけど並び直したらすぐに使えますよ。ちなみに無料券を使っても60秒キャンペーンはあるので再度無料券をもらえるチャンスがあります。
記者 大量注文が来たらどうするんですか?
店員 努力はします。出せたら出せたでコーヒー無料券がつきますし、出せなくてもハンバーガー無料券です。
記者 60秒以内に出せてもコーヒー無料券がもらえるんですね。
店員 そうなんですよ。お客さんは損しないです。だから無料券を沢山欲しい方は家族で来たときに一人づつ注文すれば良いんです(笑)。
記者 クーポンゲットしやすい技とかほかにないですか?
店員 朝にベーコンポテトパイやアップルパイ、日中ならクォーターパウンダー、ポテトのできたてや塩抜きを頼めば1分以上掛かると思いますよ。
記者 それってただの釣りのエサじゃ? ハンバーガー無料券のために大量に買わせるという……。結局お店が得してるという結果に。
店員 あ、気づきました? だからといってあえて60秒越えるようなサービスはしませんけど。
記者 店員への罰則やいくつクーポンを出したとかのチェックは無いんですか?
店員 罰則などはないですよ。クーポンキャンペーンですからね。早く提供できるというのをアピールしたいんですよ。
記者 1月からの60秒キャンペーン頑張ってください。
店員 はい……。
以上のように来年1月4日からマクドナルドでは60秒キャンペーンがはじまり、マクドナルド店員も様々な苦悩を抱えているようだ。このキャンペーンは1月31日まで行われ毎日11時から14時までの時間限定となっている。ランチタイムのピーク時の混雑が多少緩和されるだろうか。
計測は会計が終わったあとに店員さんが砂時計で計測はする。砂時計がなくなっていたらその時点でハンバーガー無料券ゲット。新年はおせちに飽きたらマクドナルドに行くと良いだろう。ちなみに次はメガマックとビッグアメリカ(テキサスバーガーとアイダホバーガー)が始まるのでそちらも楽しみに。このメガマックとビッグアメリカも無料券を使うことはできないとか。
※上記メガマックとビッグアメリカは未公開情報のため変更の可能性あり。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。