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本当に同じプラットフォームなの…?Android端末の「断片化」について考える【コラム】


Android端末の品揃えが一番広いドコモ。それだけに「断片化」も…
「『素』のAndroidがいい」――文脈は様々ですが、よく聞く言葉です。

しかし、自分がこの言葉を聞く度にすごく疑問が湧くのです。そもそも、「素」のAndroidって何だろう、と。そんなのあるのかよ、と。

今回は、そんな疑問から、これまた時々聞くAndroidの「断片化」問題と併せて、あれこれ考えていこうと思います。

■同じOSなはずのに、全然違うUI

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初期設定の段階から全然違うUI

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端末による解像度の差も意外と問題?
あと、これは「素」の議論ではありませんが、Androidでは、画面解像度の「断片化」も問題です。上に挙げたのは、手持ちの富士通製端末3台のホーム画面です。

一番左側は、Android 4.0にバージョンアップした「ARROWS X LTE F-05D」で、720×1280ドットあります。真ん中は、「REGZA Phone T-02D」で、540×960ドットあります。同じ16:9という画面アスペクトではありますが、解像度が異なります。一番右は「ARROWS V F-04E」の画面で、F-05Dと同じ720×1280ドットではありますが、システムキーを画面上に配したため、720×1184ドットが実質的な表示領域となります。

この違いが何をもたらすか、というとアプリの表示の「断片化」です。解像度や表示領域の違いを全て想定してアプリを開発すると、手間がかなりかかってしまうのです

ある程度、画面アスペクト・解像度・表示領域は揃えられる傾向にあるのではありますが、iOS機器と比べるとバリエーションはありますし、そもそもハードウェアやキーなどにも差異があるので、「断片化」が結構ある、という状況は変わりません。一部のiOS開発者がよりユーザーを見込めるはずのAndroidアプリ開発に消極的な理由のひとつが、このような解像度面での「断片化」だったりするようなので…。

こうして考えてみると、選択肢が多いことは楽しいけれど、罪なことも少なくないんだな、と痛感します。使い勝手を競い合える、ということでもあるんですけれど、そのせいでプラットフォームとしての整合性がパソコンのWindows以上に取れていない、っていうことが操作面、そして開発面ではマイナスにになるのかなー、と。

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