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ベトナム・カンボジアの旅―その1:サルでも分かるベトナムの歴史と経済

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今回は藤沢数希さんのブログ『金融日記』からご寄稿いただきました。

ベトナム・カンボジアの旅―その1:サルでも分かるベトナムの歴史と経済

先週ちょっとベトナム~カンボジア旅行に行ってきたので、報告したいと思います。
まずは簡単にベトナムの歴史のおさらい*1をしましょう。

「陸ASEANの超分かりやすい解説本: ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオスのことがマンガで3時間でわかる本、福森哲也、小原祥嵩」2012年11月24日『金融日記』
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51938341.html

紀元前~1000年ぐらいの間は、ベトナムは中国に侵略されていて、税や貢物を取り立てられていました。
度々反逆するのですが、独立は一時的なものでした。
こうした反逆戦争で最も有名なのがハイバーチュンの蜂起で、これは大通りの名前になっています。
念願の独立が叶ったのが、938年に唐が滅亡して中国が大混乱していた時に、英雄ゴ・クエンが反逆戦争を起こして勝利した時です。

それから900年間独立していたのですが、1840年のアヘン戦争をきっかけにフランスが東アジアに侵略しはじめ、1884年にはベトナムはフランスの植民地になります。
その後は、日本もベトナムを侵略したりして、まあ、いろいろあったのですが、第二次世界大戦が終わった時に、いろいろあって再び独立します。

それからいろいろあって、社会主義圏の中国とソ連が後押しする北ベトナムと、アメリカが後押しする南ベトナムに別れて、いろいろ戦争していました。
いろいろあって、1960年~1975年の有名なベトナム戦争では、アメリカと北ベトナムが戦争をしました。
ベトナム人は200万人ほど戦死しましたが、アメリカ兵も6万人ほど戦死しました。
そして徹底的なゲリラ作戦を展開するベトコンが戦争に勝ってしまい、アメリカ軍はベトナムから撤退します。
こうして1976年に南北ベトナムが統一され、ベトナム社会主義共和国が誕生したのです。

共産主義国家なので、経済がやばくなっていったのはいうまでもありません。
今でも血を流して独立とベトナム統一を勝ち取ったベトナム共産党は絶対的な存在であり、共産党の1党独裁です。
共産主義の親分のソ連もおかしくなって、1985年にペレストロイカをやるわけですが、ベトナムも共産党独裁の下で市場経済を取り入れる「ドイモイ」をはじめます。
共産党の1党独裁で資本主義をやるのは中国と同じですね。
ただし、政治的に中国と仲が悪く、ベトナム戦争があったのにアメリカとの関係の方が親密です。
ドイモイで慣れない市場経済をやったので、ハイパーインフレとかアジア通貨危機とかで大変だったのですが、証券取引所が開設されたりして、2007年にはついに念願のWTOに加盟しました。

今は中国の工場労働者の月給が250ドルぐらいですが、ベトナムだと100ドルぐらいです。
エンジニアは中国だと月給500ドルぐらいで、ベトナムは300ドルぐらいです。
ということで、中国のカントリーリスクが高まる中、ベトナムなどに日本の企業は生産拠点を移しているわけですね。
また、JRと日本国政府はハノイ~ホーチミンの1600キロを結ぶ新幹線とか売り込んでいますし、東芝や日立は原子力発電所を売り込んでいますね。

ベトナムというのは、まさに高度経済成長のまっただ中にいるわけです。


http://gdgdtrip.jp/files/2012/12/55af4817.jpg

ハイバーチュン通り。筆者撮影。
オートバイがぶんぶん走っています。
町中は排気ガスがすごいのでマスクを付けて運転しています。


http://gdgdtrip.jp/files/2012/12/3c017ae9.jpg

聖マリア教会。筆者撮影。
フランス植民地時代の建物と、新しい高層ビル。


http://gdgdtrip.jp/files/2012/12/3f57ae7e.jpg

中央郵便局。筆者撮影。
こちらもフランスっぽい。


http://gdgdtrip.jp/files/2012/12/043c2ac2.jpg

ホーチミンのカフェ。筆者撮影。

こんな感じのカフェが所々にあり、WIFIが無料で使えます。
フォーは屋台で食べると数十円だけど、WIFIが付いてるオシャレなカフェだと200円ぐらいですね。
ちなみに、どこでも米ドルが使えます。

そして、僕は陸路でカンボジアに入国するのでした。

(その2*2に続く)

*2:「ベトナム・カンボジアの旅―その2:サルでも分かるカンボジアの歴史と経済」2012年11月24日『金融日記』
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51938521.html

執筆: この記事は藤沢数希さんのブログ『金融日記』からご寄稿いただきました。

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