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超高速だけじゃない!「4G LTE」のつながる仕組み

11月30日、KDDIはWebサイトのインタビューにおいて、12月末までに「4G LTE」のカバー範囲を全国の地下鉄の駅の94%以上へ、地下鉄の駅間については全国で約47%、関東では約57%にまで広げる計画があるとコメントした。

さらに2013年3月末までになると、地下鉄の駅は100%、関東の地下鉄の駅間も90%弱までカバーするという計画をしている。地下鉄で通勤や移動する人にとっては、これでかなり便利になるはず。auでは、すでに「4G LTE」を2013年3月までに実人口カバー率(※1)96%を計画しており、地上だけでなく地下鉄、地下鉄間の通信にも積極的に取り組んでいる。そこで今回、エスマックス編集部ではこのような細やかな対策を講じるKDDIの「4G LTE」のつながりやすさの仕組みをひも解いてみた。

■通信圏外をなくすピコセルを設置
まず、KDDIが取り組んでいることの一つが、ピコセル基地局の設置だ。設置スペースが限られる通常の基地局を都心部で増やすことは、そう簡単ではない。そこでauでは、つながりにくい場所に、半径数十メートルから数百メートルをカバーできるピコセル基地局(小型基地局)を、主要なランドマークや交通機関、地下鉄、商業ビルなどに設置することで、これまでつながりにくかったエリアをカバーする施策を進めている。このようにauでは細やかな電波改善対策を講じている。

ピコセル

■「4G LTE」エリアから3Gエリアに移動してもスムーズな切り替え
また、「4G LTE」エリアから3Gエリアの切り替え時にこれまで5秒程度のタイムラグがあった。しかしauでは、「4G LTE」エリアから3Gエリアに移動してもスムーズに通信ができる技術「Optimized Handover」を導入したことにより、先に移動先の基地局とつながるようになり、タイムラグを意識せずに利用できるようになったという。

NETWORK

■つながりやすく、さらに超高速に
そして、これらの対策を講じているauの「4G LTE」は、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsと超高速(※2)だ。これだけの速さがあれば、外出先や移動先でもスムーズに通信を利用できるため、時間もきにせずに、動画や電子書籍、ゲームなどのコンテンツを楽しむことができるだろう。

さらに、auの2012年冬モデル全10機種(スマートフォン9機種、タブレット1機種)はその全てが「4G LTE」に対応している点もユーザーにとっては朗報である。

■auの速度を主要スポットでチェック
エスマックス編集部では、実際に主要スポットで通信速度のチェックをしてみた。
使用端末:2012年冬モデル端末
実測人数:2名
実測アプリ:SpeedTest.net、エスマックス編集部調べ

■スポット1:LTE時代は快適エリア化がすすむ 山手線渋谷
3G回線中心の時代では、通信環境が厳しいと言われていた渋谷のホームで計測 
・LTE計測データ
下り:33.0Mbps 上り:5.4Mbps
山手線ホーム全般で高速な通信が可能。特にハチ公口付近は下り30Mbps、上り5Mbpsを超える速度を計測した。

■スポット2:下りより上りが快速な 山手線品川
第2の東京の玄関化が進む密集エリア品川のホームにて計測
・LTE計測データ
下り:29.0Mbps
上り:10.4Mbps
品川駅の山手線ホームでは安定して下り20Mbps程度を計測。さらに上りは10Mbpsを超えるなど、こちらもかなり快適に通信できる速度を記録している。

■スポット3:場所により変動が大きい 山手線池袋
安定度で不安のある難所 池袋のホームにて計測
・LTE計測データ
下り:29.5Mbps
上り:6.0Mbps
山手線のホーム自体が近隣の建物や駅の構造上、電波が遮蔽されやすいといえる池袋駅でも下り30Mbps近い速度を計測。どのポイントでも10Mbpsは超えていた。上りも6Mbpsを超える計測結果に。

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