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「ダメだったら別れればいいや!」は危険! ナメちゃいけない“離婚”

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「ダメだったらすぐ離婚していいから、一度くらい結婚してよ!」

このセリフは独女である紗智子さん(35歳)が、母親言われたセリフだという。母親にとってみれば、いつまでも嫁にいかない娘になんとか奮起してもらおうと思った親心からの発言なのかもしれないが……。
しかし、最近芸能界では「ダメだったらすぐ離婚」ができずに世間を騒がせているカップルが存在していることを、誰もがご存じだろう。

高嶋政伸さんと美元さん。2人は2008年に結婚し、翌年には別居。その後高嶋さんが離婚を申し出るも美元さんは拒否し、離婚調停を経て翌年2月に高嶋さんは離婚訴訟を起こしている。そしてようやく判決が出たのは先月。その後高嶋さんは訴えを取り下げて離婚に至ったものの、そこまでに費やした時間は別居期間を含めると2年もかかった。

なぜこの夫妻はこのような泥沼状況に陥ってしまったのか? 簡単に結論をいえば、美元さんが離婚に応じなかったからである。離婚というのは一方がどれだけ強く望んでいても、相手が同意しない限り離婚を成立させるのは不可能(死亡や失踪などの場合はのぞく)。そこが、離婚をナメちゃいけない所以なのだ。

ここで、夫婦が合意して離婚届けを提出する「協議離婚」ができなかった場合の離婚の仕組みを簡単に説明したい。

高嶋さんのように相手が離婚に合意しない場合、まず家庭裁判所で「離婚調停」の申し立てをすることになる。離婚調停は「調停委員」といわれる中立の人物が夫婦の間に入り、離婚に向けての話し合いを設けるシステムで、費用はほとんどかからない。裁判になる前にはまず必ず離婚調停を行い、問題解決を目指すのが決まりなのだ。

このシステムは夫婦だけで冷静な話し合いができない時などに有効だが、問題は時間がかかること。1回の調停が開催されるのはだいたい月1回なので、話がまとまらず何度も開催するとなると、半年から1年という長い時間を要することになるのだ。そうなると当然、離婚成立までも長引くことになる。

そしてそれでも成立しなかった場合は、離婚裁判に発展。しかしこちらは弁護士を雇う費用等を考えると、それなりの出費も覚悟しなければいけない。離婚調停が不成立に終わった夫婦の中には、裁判をせずにそれぞれ別居し、相手と先のみえない我慢比べに発展するケースもあるという。

ちなみに、厚生労働省の調査によると、日本の離婚で「協議離婚」したのは87.8%。残りの12.2%は調停・裁判による離婚となっている(2008年調査)。この数字を多いとみるか少ないとみるか……。

実際離婚が成立せず苦しんでいる人は、どんな気持ちなのか? 筆者は実際、離婚調停の経験がある男性のAさん(40歳)に話を聞くことができた。

「自分の場合は結局2回の調停で決着がついて離婚できました。でも離婚が成立するまでの数か月間は、今思い返しても地獄でした」

すぐに離婚したいAさんを苦しめたのは、調停の開催期間。1回開催されると次は約1ヵ月後で、その間何もできないことにいらつく日々だったという。

「こうなると相手が離婚に応じないのは、自分への嫌がらせが主な目的になっているんです。もちろんこうなってしまったのは自分の力不足なんですけど」

ちなみにAさんと別れた奥さんは、知り合って2カ月で入籍というスピード婚だった。そして先に例を挙げた高嶋さんと美元さんに至っては、交際してなんと6日でプロポーズという超スピード婚だったのである。もちろん、スピード婚だからといって必ずしもこのような結果になるとは限らないが、相手のことをよく知らないうちに結婚をしてしまう“危うさ”は間違いなく存在するように思う。

もしかしたら独女の中には一発逆転の“スピード婚”を狙う人もいるかもしれないが、その際は短い期間でもできるだけ相手のことを知る努力をしたほうがいい。また逆に長く付き合っているのになかなか結婚できない“長い春”の場合、いざ結婚となると相手のことを知りつくした状態となる利点もあるだろう。そう考えると長い春も無駄ではないかもしれない(橋口まどか)

外部サイト

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“けっこうブス”でもモテる女性の不思議を探る
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(http://news.livedoor.com/article/detail/7208871/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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