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超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

今回はhorikawadさんのブログ『むしブロ+』からご寄稿いただきました。

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超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

世の中には天才児とよばれる子どもが稀に存在する。ゲノム解析ツールG-language*1の開発者、慶應大学特任講師の荒川和晴氏*2も、少年時代にきっとそうよばれていたに違いない。

*1:「G-language」 『G-language Project』
http://www.g-language.org/wiki/

*2:「Kazuharu Arakawa」 『Twitter』
https://twitter.com/gaou_ak

超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

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超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

4台のスクリーンで解析作業をする荒川氏(慶應大学湘南藤沢キャンパスにて)
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超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

研究室はコテージのような造りになっている
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「なぜ世界中の人々は神や宗教を作りだしたのか? その思考の源となる脳のメカニズムはどのようになっているのか?」

こんなナイーブな疑問を持ったことが、生命科学の道に進んだきっかけだ。高校時代に北米の数学コンテストで3位をとり、大学入学時には教授から超高校級とよばれ、大学院修士課程入学後に3年半で博士号を取得した荒川氏。

そんな人並み外れた経歴をもつ彼が今、クマムシにはまっている。彼には、生命現象を数学的に定義づけたいという野望がある。そして、クマムシは、この野望を成し遂げるための最適な研究対象なのである。

クマムシは体長0.1~1.0mmほどの微小な動物で、4対の肢をもつ。クマムシには1000種類以上が存在し、深海から山地まで、幅広い環境に生息する。市街地の路上に生えたコケの中からもよく見つかる。放射線などの極限的なストレスに高い耐性を示すことでも有名だ。

クマムシは乾燥すると乾眠とよばれる仮死状態のモードに入り、水を与えるとすぐさま復活する。仮死状態のクマムシは生命活動がみられず、ただの物質のような状態にみえる。

超高校級とよばれたイケメンサイエンティストの野望

活動状態(上)と仮死状態(下)のヨコヅナクマムシ (写真:堀川大樹, 行弘文子)
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