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ペーパーバッグ感覚で楽しめる6インチ電子書籍リーダー『kobo glo』製品レビュー

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ペーパーバッグ感覚で楽しめる6インチ電子書籍リーダー『kobo glo』製品レビュー

楽天の6インチ電子書籍リーダー『kobo glo』の製品レビューをお届けします。スマートフォンで電子書籍を読むのは画面が小さい、でも『iPad』は電車で片手で読むには重いし大きい……と思っている人は多いのでは? そんな中、タブレット端末では『Nexus 7』など7インチのAndroidタブレットや7.9インチの『iPad mini』が注目を集めていますが、電子書籍を読むのに特化して使うなら6インチのE Inkディスプレーを搭載する端末が本命になりそう。ペーパーバッグ感覚で気軽に使える『kobo glo』の特徴を見ていきましょう。

楽天IDがあればすぐに使える

パソコンにつなぐかWi-Fi経由で本体を初期化

本体を使うには、パソコンにUSBケーブルで接続、もしくはWi-Fi経由で初期化します。今回はWi-Fi環境で初期化してみました。電源を入れたら言語に日本語を選択、「Wi-Fiに接続してセットアップ」をタップします。日付けと時刻を確認後、ネットワークを選択してパスワードを入力。

楽天IDを入力

後は楽天IDを入力すれば自動で初期化が進行します。『楽天kobo』の利用登録もこの一連の作業で完了してしまうので、楽天IDさえあればカンタンに利用を開始できます。

片手で楽々の小型・軽量

片手で持ちやすい本体

本体は185gと軽量。やはり6インチの『Kindle Paperwhite』がWi-Fiモデルで213gなので、軽さでは『kobo glo』に軍配が上がります。軽いので、片手で両端を押さえなくても手のひらに乗せるだけで持っていられるのがポイント。手が小さい女性でも持ちやすいのではないでしょうか。

背面

本体背面はマット仕上げで、溝が切ってあるため滑りにくい構造。ちょっと残念なのが手の脂がつきやすいところですが、片手で長時間持って使うには光沢仕上げよりも機能的と言えるでしょう。

ページをめくる設定

ページをめくる操作はフリックにも対応しますが、画面の左右をタップするだけでもめくることができます。タップ位置はカスタマイズが可能なので、左右どちらの手で持つか、読む本が右開きか左開きかに応じて設定しておくと、片手でも快適に読み進められます。

電子書籍は端末からもスムーズに購入可能

本体には『走れメロス』『坊ちゃん』など7冊の青空文庫の書籍が

初期化した本体には、『走れメロス』『坊ちゃん』など7冊の青空文庫の書籍が入っており、すぐに読むことができます。ここでは漫画を探して購入してみましょう。

ホーム画面の「本を探す」をタップすると、「おすすめ」「ジャンル」「無料の本」「特集」などのカテゴリーから本を探せるほか、「ストアを検索」でキーワード検索にも対応しています。「ジャンル」で「コミック・グラフィックノベル」の「漫画」を選択してみていきます。

『ONE PIECE』や『ジョジョの奇妙な冒険』などの人気作品がズラリ

「人気順」で見ていくと、『ONE PIECE』や『ジョジョの奇妙な冒険』などの人気作品がズラリ。このほか「価格の安い順」「評価の高い順」「書名(昇順/降順)」でソートすることもできます。

『大東京トイボックス』1巻を購入

『大東京トイボックス』の1巻を購入してみることに。楽天の支払い情報をコピーして使用することもできますが、端末から『楽天kobo』での決済用にクレジットカードの情報を登録することも可能。一度決済情報を入力すると次回以降はスムーズに購入手続きが進められます。

活字も漫画も読みやすいE Ink

読みやすいE-Inkディスプレー

E Inkディスプレーは文字が読みやすく、高輝度なタブレットと比べて長時間読んでも目が疲れにくいのが特徴です。電池の持ちもよく、スペックとしては1回のフル充電で最大約3万ページのページめくりが可能、1日30ページの読書で最長約1か月使用可能とされています。

漫画が読みやすい

粒状感のある表示はザラついた紙の印刷の質感に近く、ペーパーバッグや文庫本、漫画の単行本を読んでいる感覚。特に漫画はギラギラした高輝度のタブレットで読むより自然に読める印象を持ちました。

漫画は一般に1冊のデータ量が多く、2GBの内蔵メモリーだけでは不安がありますが、『kobo glo』はmicroSDカードで容量を増やせるのが特徴。最大32GBのmicroSDHCカードを使えば、漫画なら600~1500冊、書籍なら3万冊を格納できます。

読書体験を楽しくする遊び心

バッジ一覧

『kobo glo』には、読書のモチベーションを喚起する『Reading Life』という機能を搭載しています。特徴的なのが“バッジ”というシステムで、読書を進めることで設定された目標を達成するとグラフィカルなバッジが発行されます。

「読破!」のバッジ

たとえば1冊読破すると「読破!」、2時間連続で読むと「速読家」といったバッジが発行されます。バッヂ獲得までの達成度合いを見ることもでき、ゲーム感覚で読書を楽しめるのがユニークなところ。

選択した文章を『Facebook』に引用して投稿可能

『Facebook』と連動したソーシャルリーディングの機能も搭載。読書中に画面を長押しするとテキストが選択でき、ハイライトやコメントの追加、辞書や書籍内の検索機能が使えるのですが、選択したテキストを書籍の引用として、コメントを付けて『Facebook』に投稿することもできます。友人と読書体験を共有してコメントや「いいね!」をもらうことで、読み進めるモチベーションを向上できるのがポイント。

チェスも遊べる

こうした読書体験を楽しくする仕掛け以外に、ゲームそのものも搭載されていたりします。「設定」メニューから「その他」を選ぶと、チェスやナンプレを遊ぶことができます。落書きやメモができるスケッチブックもあり、実用的なメモというより息抜きに遊べるツールといった感覚。高機能・多機能を追求するのではなく、読書にフォーカスした機能のオマケにこうした遊び心を盛り込んでいる点は好感が持てます。
※チェス、ナンプレ、スケッチブックはサポート対象外の機能

『kobo Touch』から変わった点は?

ここまで紹介してきた機能は前モデルの『kobo Touch』にも共通しているものがありますが、『kobo glo』は『kobo Touch』から何が変わったのでしょうか。

・フロントライトの搭載

フロントライトを搭載

ディスプレーの手前から画面全体を照らすフロントライトを搭載。暗い部屋や夜道でも読書が楽しめるようになりました。

・高解像度化
『kobo Touch』が600×800ドットの解像度だったのに対して、『kobo glo』は758×1024ドットに高解像度化しています。

・バッテリーを強化
バッテリー容量の数値は発表されていませんが、フル充電で3万のページめくりが可能な『kobo glo』は、『kobo Touch』の2倍、電池の持ちが改善されています。

・軽量化
本体重量は『kobo Touch』が約190gだったのに対して、『kobo glo』は185gに軽量化しています。

電子書籍のラインアップが合えば魅力的な端末

このように、電子書籍リーダーとしては十分な性能と魅力をそなえた『kobo glo』。あとは『楽天 kobo』にラインアップされている電子書籍がどれだけ充実しているかが、使えるかどうかを決定する重要な要素となります。『kobo Touch』のリリース当初は『Wikipedia』の作家紹介や楽譜などで点数の水増しが指摘されていましたが、現在はそれらを含めても7万冊以上と、ラインアップは充実してきています。ウェブサイトでラインアップをチェックして、自分に合うと感じたら使ってみる価値はありそうです。

楽天ユーザーなら、電子書籍の購入でポイントがたまるのも魅力。『楽天 kobo』では11月30日の23時59分まで、購入した冊数に応じて最大10倍までポイントが獲得できる『スーパー読書祭り 2012秋』を開催中。対象出版社の電子書籍購入で6倍、対象出版社の対象電子書籍の購入で11倍のポイントを組み合わせると、最大20倍までポイントが獲得できます。

スーパー読書祭り 2012秋(楽天 kobo)
http://kobo.rakuten.co.jp/event/camp-superdokusho2012/

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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