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フルHDから4Kへ! 4K時代のアップコンバート超解像技術【デジ通】

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4Kという言葉を目にすることが多くなってきた。3Kは「きつい」、「きたない」、「きけん」という意味だったが4Kは、さらにそれに「きびしい」を付け加えたということではなく、テレビやディスプレイの画面の解像度を意味している。

デジタルシネマの標準規格「DCI」で定められている4096×2160ドット や、フルHD;解像度である1920×1080ドット の4倍の画素数2倍の解像度である、QFHD (クアッドフルHD)である3840×2160ドットのことを指している。次世代のテレビとして期待されているものだ。

すでに4K解像度のテレビもいくつか市場に投入され、複数の製品から選択できるようになった。しかし、4Kコンテンツは、テスト的なサンプル等はあっても、完成されたコンテンツは、まだ存在していないと言っていいだろう。

現状で4K対応のテレビを購入しても、地上波デジタルテレビの放送やBlu-rayコンテンツの再生がメインになるため、フルHD解像度を引き延ばした映像を見ることになってしまう。フルHDが登場したときに720pのDVD解像度の動画を再生させるとブロックノイズが目立ってしまうような状況があったが、あれに似ている

ただ、DVDの画質をソフトウェアで低解像度からフルHD画質へアップコンバートする超解像度技術によって、若干の画質低下程度で済むように進化した。

現状では4K解像度の本来の性能を生かせないとはいえ、最新の4K対応テレビに採用される超解像技術をみると、品質自体は非常に高い。今現在の段階で4Kテレビを買ったとしても無駄な投資になることはなさそうだ。

CEATEC 2012では、東芝やソニーなどがフルHD解像度のコンテンツを4Kへリアルタイムの超解像によるアップコンバートの映像を出展していた。これらの映像を見る限り、素材自体から4Kであるコンテンツには及ばないだろうが、それに近い感覚で映画などを楽しめそうだ。

特に4Kが威力を発揮するのが3D立体視で、裸眼3Dや偏光式3Dは、実質的な解像度が下がってしまうため4Kという高解像度が必須となる。

また、40型や50型などのサイズになるとサイズゆえの粗が目立ってしまう。視聴する距離や位置にもよるが、フルHD程度の解像度では、小さな画面サイズのスマートフォンなど各ピクセルが肉眼では認識できないほど高精細化しているディスプレイのほうがキレイに見えたりする。

価格がある程度下がれば4Kテレビを買いたくなる方も増えてくるだろう。まだまだ4K対応テレビは価格も高く、誰もが簡単に購入できるわけではないが、フルHDテレビと同じように価格は徐々に下がっていくと思われる。

日本では2011年の地デジ移行を前後してテレビの価格は下がったが、大型モデルを中心にまだ海外と比べて割高だ。たとえば55型のフルHDテレビは日本では10万円を超えているが、海外では7万円程度で販売されているモデルもあり、日本はテレビの価格はまだまだ高い。これは4Kモデルにも当てはまる。

4Kテレビも海外と比較すると高いままだ。ただ、前述したように市場に製品が多く出そろって来れば、値下がりするのは確実なので、数年以内に値頃感のある4Kテレビも出てくる可能性がある。

そのころには超解像技術もさらに進化するだろうし、4Kコンテンツも十分にそろっているだろう。さらにNHKが4Kの次の超解像度8K(スーパーハイビジョン)の試験放送を、2016年のリオデジャネイロのオリンピックに合わせて目指すなど、さらにその先への動きもある。

ユーザーとしては、これらの関連技術の動向をみてから、フルHDから4Kへ安価になって豊富になった製品から自由に選択するという方法がいいだろう。ただし、いますぐ飛びついたとしても、それほど後悔するようなことにはならないだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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