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20代のうちから“将来のための貯金”に潜むリスクとは?

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 「将来のため」という理由から、20代から自分の給料を貯金している人は多いはず。引っ越しや結婚など人生のイベントごとにお金は大きくかかるものですが、特にこれといった目標もなく、「将来が不安だから」という漠然とした理由から貯金をしている人も多いのではないでしょうか。
 しかし、20代のうちから貯金に走り過ぎるとリスクも生まれます。そう、若いうちからの貯金はノーリスクではないのです。セゾン投信の社長である中野晴啓さんが執筆した『20代のうちにこそ始めたいお金のこと』(すばる舎/刊)から、若い頃からの貯金に潜むリスクと、お金の考え方の一部をご紹介しましょう。

■銀行にお金を預けることにも実はリスクあり?
 銀行にお金を預けていれば、もちろん倒産リスクはあるものの、基本的にはそこからお金が減ることはありません。しかし、今の時代、利子はほとんど期待できない状況です。
 そこで起こる一番のリスクは、お金の価値が下がってしまうこと。つまり「インフレリスク」です。インフレーションが起き、例えば100円の商品が1年後110円になったとします。すると、銀行に預けているお金そのものはあまり変わらないわけですから、価値は相対的に下がります。
 今の日本は、緩やかなデフレで物価は下がっていますが、実はこれは異常な事態。インフレ状態の方が経済的には普通といえます。もし、経済が好転したら銀行の通帳に記載されているお金の数字は変わらなくても、価値ベースで下がる可能性があります。これは紛れもないリスクといえるはずです。

■「将来が不安だから貯金」でも…?
 将来が不安だから貯金をして備えておく。消費税の増税や社会保障の崩壊、さらに不安定な雇用状況など将来を悲観するニュースばかりがはびこるなかで、その意識は確かに大切です。しかし、貯金をしたからといって不安を拭い去ることはできません。
 漠然とした不安感を拭い去るための貯金は、根拠なき安心を求めているに過ぎず、実際どの程度お金を貯金すればいいのかも分からないでしょう。
まずは不安の正体を明らかにし、そのために必要なお金を確保します。その後は、お金の使い方を知るという意味で、自分にどんどん自己投資していきましょう。

■貯金よりも収入をあげることを頭に入れる
 自己投資は20代の若手のうちにどんどんすべきです。貯金よりも大事なことは、お金の使い方を学んだり、収入を上げる努力をしたりすること。今は、給料が上がりにくい時代だといわれていますが、他の人よりも価値のある仕事ができると思われれば、給料が上がるはず。そのためには努力を積み重ねるしかないのです。
 20代はお金をもらいながら勉強できる特別な時期。貯金よりも自己投資にお金をまわしたほうが、その後の収入に差がつくはずです。少し見方を変えてお金の使い方を考えてみるのもいいかも知れません。

 もちろん、もしもの時のためや、やりたいことをするために貯金することは大切です。しかし、貯金だけをしていても、自分自身の価値をあげなければ、その後、収入アップを見込むことは難しいでしょう。だからこそ、自己投資という考えを身に付け、自分なりのお金観を作り上げていくことが大事です。
 本書では、10年後、20年後に差をつけるために、20代にうちにすべきことが書かれた一冊。まずは自分自身の価値をあげるための努力からはじめてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



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