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医者が定着しない「上小阿仁村」で、また辞任

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6日、2012年までの5年間で3人の医師が交代した秋田県北秋田郡上小阿仁村にある上小阿仁国保診療所の医師(上小阿仁国保診療所所長)が、また辞意を表明した。

医師が連続して辞めることで知られる上小阿仁村では、年収二千万円と破格の待遇ながら、医師が定着しない問題を抱えていた。

2010年の3月、有沢幸子医師の辞意が報じられた際には、その経緯がネットでも話題になった。当事の報道では、休みは20日に一度だけ。村民から感謝の声は聞こえてくるものの、有沢医師を快く思わない村民もいたようで、医師が昼食を食べに行く時間が取れず、診療所内でパンを購入したところ、イヤミを言われたり、自宅に嫌がらせのビラをまかれたと伝えている。

また、当事の上小阿仁村の広報紙「広報かみこあに」(平成21年度3月号)によると、有沢医師が診療所前の自宅に、自費で照明を設置したところ「税金の無駄づかい」と非難されたり、そのほかにも医師に対し「いじめ」と思われるような電話がかかってきたという。同紙では「事実確認もせずに、心ない攻撃をする人間はとても文明人とは申せず、野蛮人に類するもの断ぜざるをえません」「不心得者は、見つけだして再教育の必要があるようです」と厳しく糾弾しており、「苦言を述べたい人は、先ず総務課に連絡してください。直接電話で文句を言ったりしないよう皆さまに求めます。このルールが破られる場合、村長自身がその当事者と話しをしなければなりません」と、医師に嫌がらせをする一部の村民に、呼びかけを行っていた。

今回、6日に辞任が判明した西村勇医師は、今年の10月12日に着任したばかりだったが、辞任の理由は明らかにされていない。

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またも常勤医が辞意、上小阿仁村 着任1カ月足らず(さきがけon the Web)
平成21年度 広報かみこあに(平成21年度3月号)

(http://news.livedoor.com/article/detail/7120468/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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