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英国誌、日本のiPS細胞関連報道を辛辣に批判 「全て愚かだ」

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イギリスの学術誌・ネイチャーは、「粗末な報道」(Bad Press)と題した先月31日の社説で、森口尚史氏のiPS細胞報道を巡る日本メディアの態度について苦言を呈している。

「山中伸弥教授のノーベル賞を汚すような詐欺」と森口氏のウソをついて述べた同記事は、今回の誤報騒動について、「特に読売新聞の報道に失望した」と批判。科学に関する報道は難しいが、科学者の所属機関や、研究実績への確認は取るべきだったとし、「(森口氏のキャリアに関して)ネットに公開されている情報でも疑問が沸く」と、裏付けのない日本のiPS報道を嘆いた。

また、最も重要なこととして「記者は他の研究者とも交流し検証を重ねるべき」と強調。しかし今回の誤報に関しては日本独特の文化的要因があるとし、「日本の研究者は他の研究者への批判を控える」「キャリアへのリスクを避けたいであろう密告者への保護が足りない」「日本の記者は『センセイ』ってイメージに囚われて、礼儀ただしいすぎるので気まずい質問ができない」といった理由を挙げた。

さらに記事では、山中教授の受賞以降、iPS細胞に関するものなら、なんでも扱い、煽る日本の報道姿勢が、森口氏を登場させた可能性があると指摘し、「全て愚かだ」(silly)と辛辣に批判。山中教授受賞の本当の美談は「世界のための技術であるから」とし、「日本が山中氏を誇りに思いたければ、その大切さを理解するためにも、より国際的な視野を持つべき」と指摘した。

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Bad press(Nature)

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(http://news.livedoor.com/article/detail/7107233/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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