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噂のイベントに行ってみた 第0回 Burning Japan(バーニングジャパン)開催

噂のイベントに行ってみた第0回バーニングジャパン

10月20日(土)に山梨県玉川キャンプ村を貸し切って行われたイベント、それが『Burning Japan(バーニングジャパン)』だ。本イベントはアメリカのネバダ州にて行われた祭『Burning Man(バーニングマン)』の日本版という位置付けとなっており、本家のように”Man”と呼ばれる人型の建造物を燃やす(だからこそ、Burning Manという名前なのだが)イベントも行われた。果たして初のイベントはどうであったのか、その様子をお伝えしたい。

そもそも『Burning Man(バーニングマン)』とは?

改めて『Burning Man(バーニングマン)』について説明したい。このイベントは前述の通り、ネバダ州にある砂漠にて行われ、思い思い自由気ままに”生活”をしていく、……と、これだけでは全くピンと来ないだろう。更に「金銭での取引や物々交換の禁止」、「傍観者となってはならない」等のいくつかのルールを守った上で、水も電気もガスもない広大な砂漠で生きていかなければならない、と聞けば更に混乱するに違いない。なんで、わざわざそんな事をするの?、どうやって生活していけばいいの?と疑問に思うと方もいるだろう。簡単に言えばgive&giveの精神で互いを尊重し生きていくのだ。詳しい説明は文末のURLや後述するイベントなどを参考にしてもらいたい。

本家を超えた、露天風呂最高!

さて、バーニングジャパンに話を戻そう。ここ日本において、バーニングマンの世界を表現するのは正直難しい。「そもそも砂漠らしい砂漠が日本にないじゃん」というのが即座に指摘される点だろう。しかし、実はそんなことはどうでもいい。バーニングマンにおいて大事な部分は、そういう物理的な側面ではなく、精神的な部分だからだ。一応補足するが「砂漠という過酷な環境が精神面への影響を与えるのだ」という”ツール”としての大事さには記者も激しく同意だ。と話は横道に逸れたが、今回のイベントは”第0回”と銘打たれ、色々と実験的な部分も多く見受けられた。そんな中、非常に素晴らかったものとして挙げたいのが露天風呂の存在だ。今回、記者自身が活発にコミュニケーションを図れた場所が2つあり、その内の1つがこの露天風呂だった。(もう1箇所は焚き火で酒を飲んでいた時でした)

というのも今回のイベントでは、どうにも他者との距離を感じるシーンが多々あったのだが、露天風呂はその壁を取り払ってくれた。裸の付き合いとは良く言われるが、日本において開放的な時間を共有しうる場所として、これほど優れたものはないのかもしれない。と、同時に思うのが、やはりこれも「ツール」に過ぎないということだ。砂漠と露天風呂、およそ対極な「ツール」ではあるが、結果として同じ物を得られるのなら利用しない手はない。バーニングマンを日本でそのまま踏襲する必要はないし、そもそも不可能だ。ならば何を教訓とし何を生かしていくのか、その中の一つの「ツール」としての露天風呂はアリかもしれない。

炎が非常に幻想的だ

早朝にはManに火が付けられた

バーニングジャパンの目玉となったのが、バーニングマンを語る上で外せない「Man Burn(マンバーン)」だ。バーニングマンとは異なり、朝5時頃から始まり、有志のファイアーダンスチームが彩りを添える。まだ日も昇っておらず暗闇の中で時に躍動的に動く炎の色彩はとても幻想的だ。その後、川べりに佇む”Man”への点火が行われ、足場からゆっくりと燃える”Man”が崩れ落ちた頃には朝を迎え、それを契機に我々は帰路についた。

Manに火がつけられた Manが崩れる瞬間

今後への課題は多いがまずスタートしたことが凄い

と、長々と語ったが勿論、主催側では今後への課題も多く積み上がっていることだろう。だが、まずは行ったことへの敬意を表したい。正直に言えばバーニングマンは色々な側面があり過ぎて記者自身も「バーニングマンとはこうだ!」と言い切ることなど出来ない。面白いものを何でも貪欲に飲み込んで自分のものにしてしまうし、そもそも「それは無駄だ」・「これは意味がない」という視点がない、いやむしろ高く評価されたりと非常に厄介なイベントなのだ。となればイベントの継続はトライ&エラーの連続となるだろう。また来年(いや再来年でも4年に1度でも)、イベントが開催されるのを心より願いたい。

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記者:

インターネットの賑わっているところに大概参加をしながら約20年。 ここ最近はニコニコなどの動画サイトを根城にしつつ、何だかよく分からない生活を送る。 生放送においては過去に、日本全国を生放送をしつつ巡ったり、ヨハネスブルグ、ジンバブエ、カザフスタンなど「そもそも回線は大丈夫なの?」といった場所から生放送を行ったことも。 しかし、一番好きな場所は『自分の部屋』とのたまう、自称「世界で一番忙しいニート」・「世界で一番仕事をしない自宅警備員」。

ウェブサイト: http://com.nicovideo.jp/community/co7201

TwitterID: higeoyaji

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