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【オトナ女子読書部】 女の自立は無駄! 時代錯誤オヤジが説く超保守的恋愛マニュアル『30歳から成功する恋愛』

「強い男のもとで、料理やセックスをしているのが、女の幸せだ」
「女は政治、経済などを学んでも男から嫌われるだけ」
「女の自立という意味の分からない流行のために、何かの資格を必死に取るのは時間の無駄」
「育児は女がやるもの。イクメンタレントなんか能なしのバカしかいない」……。
こんな風に時代に逆行した暴言の数々が収められているのが、今回ご紹介する『30歳から成功する恋愛』。
男女平等の風潮が当たり前の現代。この『30歳から成功する恋愛』を読めばおそらくほとんどの女性が腹が立つことでしょう。
ですが、「アラサー・独身・彼氏なし」で「年収1000万円以上の高収入な男と結婚したい」という強い意思を持つ女性に限っては、この本は一読の価値あり、かもしれません。

なぜなら、この著者が語る「女が30歳から成功する恋愛」のゴールは「社会的成功者との結婚」だから。そして、30代女性の結婚相手として浮上する社会的成功者は、多くの場合オーバー40代の男たち。つまり、アラサー女性よりも一回りかそれ以上年齢が上。

「日本トップのベストセラー作家」で「高収入」で「一流の男」を自称する著者・里中李生(1965年生まれの今年48歳)はまさにこの層の男たちの代表として「俺がグッとくるのはこんな女」「俺が結婚相手に選ぶならこんな女」と好き放題に語り尽くしているのが本書なのです。

だから男の身勝手な言い分ばかりなのは、ある意味当たり前。
「ブスは資格を取るよりも習い事をしろ」「ブスなのに美人と同じ事をしたがるのは最悪」「女の役割は戦う男を癒すこと」「今以上にセックスの経験人数を増やすな」「料理と家事の練習をしろ」…とまあすべてにおいて、いっそ痛快なほどに男尊女卑全開!
「強い男、一流の男」である俺にふさわしい女かくあるべし、というオヤジドリームが恥ずかしげもなく露わにされています。

しかし読み進めるほどに「こんな時代錯誤オヤジのドリームなんか付き合ってられるかー!」と思わず本を放り投げたくなりますが、その前にちょっと視点を変えてみてください。
これらが「オーバー40の成功者たちの身も蓋もない本音集」だということは、つまり「高収入のオヤジたちはどんな女を好むのか?」とイコールだということ。

「結婚するなら何が何でも絶対に高収入な男!」という明確なビジョンを持つ、本気の独身女性にとっては、この本はそんなオヤジが好む女のツボを知る絶好の参考書になりうるのです。彼らが理想とする(=都合のいい)女性の性格、服装、センス、言葉遣い、男の立て方、セックス遍歴まで、ぜーんぶ明らかにされていますから! 要するにハウツー玉の輿本として。

これで玉の輿に乗れるんならやってやるわ!という野心満々の女性は大いに試す価値あり。成功したらぜひ報告してくださいね。ちなみに、忍耐と演技力が足りない私には絶対無理ですけど……。(小鳥居ゆき)

『30歳から成功する恋愛』
里中李生 宝島社 1260円

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※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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