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識者が語る、マンチェスター・ユナイテッドのビジネス戦略とは?

日本代表・香川真司も所属する世界有数のサッカークラブチーム=「マンチェスター・ユナイテッドのありえないビジネス戦略」とは――。

テレビ東京「FOOT×BRAIN」(20日放送分)では、上記のテーマで、欧州サッカーに精通するライター・東本貢司氏、経済評論家・佐藤治彦氏が解説を行った。

「その価値は1740億円。世界でもっとも資産価値の高いスポーツクラブ」として紹介されたマンチェスター・ユナイテッド。営業収入はプレミアリーグ最高の420億円(2010-2011)、8月にはニューヨーク証券取引所で株式を上場しており、佐藤氏は「まあ、素晴らしいですね。9月18日に出たマンチェスター・ユナイテッドの経営状況を示す純利益ですよね。これが約80%出てます」と開口一番、絶賛した。

マンチェスター・ユナイテッドの経営基盤については、「プレミアが立ち上がった20年前、マーティン・エドワーズというチェアマンがいまして、はじめてイングランドでフットボールクラブをビジネスとして捉えて、経営していこうという手をうった。とにかくきっちり1%単位で収支を吟味した」と話す東本氏。

続けて、佐藤氏がその海外戦略について、「マンチェスター・ユナイテッドは、経営の基盤の強化として、海外をものすごい意識している。なにをしたかというと、マンチェスター・ユナイテッドは初めて海外の営業オフィスを開いたんです。香港に。東アジア全体が伸びていくだろうっていうのがあって、事務所を設立している。海外にいくことによってどんどんお金が入ってきている。あり得ないですね。マンチェスター・ユナイテッドのスポンサーは、アジアの企業がものすごい多い」と語り、「今はこんな話がある。オールドトラフォードがある場所は、市内ではなくて、郊外なんですが、これ以上にパキスタンの田舎の小さな町のほうが、グッズを多く買っている。メールオーダー(通販)でね。すごい話でしょ。それくらい浸透度が濃い」と補足した。

さらに、名将アレックス・ファーガソンについて、東本氏は「ファーガソンは意見は述べても、どういう戦略で経済のことを考えるかはノータッチなんですよ。98年のW杯が終わった直後、ルパート・マードック、メディア王がマンチェスター・ユナイテッド買収を図ろうとしたんですよ。その際に、それを聞いたファーガソンは、いいことじゃないかといったんですが、そのマードックが国際的なスター選手を獲得して、手土産代わりに連れていきたいなと一言、冗談半分に話した途端、“そんな話は絶対に許されない”と。誰を獲って誰を使うかに関しては一切口を出さないで貰いたい。そのかわりにクラブの経営には、口を出しませんと(話した)」というエピソードを紹介した。

ただし、「資産価値は高いと思うんですけど、マンチェスター・ユナイテッドが持ってる借入金のことを考えると、(負債総額)500億円という莫大なものがあって、決してないがしろにできない」と懸念を示した佐藤氏。これは現オーナーであるマルコム・グレーザー氏が、クラブ買収時に、クラブの資産を担保に入れ、借入金を得たことを指す。

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