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ニコ動がTVで見られる!? 「ニコニコTV」の開発者に話を聞いてみた

TVで「ぬこ動画」

 「テレビでニコニコ動画が楽しめる!」――そんなテレビ向けアプリの提供が、2012年9月25日から始まった。その名も「ニコニコTV」。提供するのは、ドワンゴ子会社の株式会社キテラスだ。アプリを無料ダウンロードすると、テレビでニコニコ動画の視聴が可能になるらしい。一体、どんな機能が用意されているのだろうか。そこで今回は株式会社キテラスに行って、開発者に話を聞いてきた。

・ニコニコTV|テレビでniconicoの動画、生放送を楽しもう
http://info.nicovideo.jp/nicotv/

 まずはさっそく、以下の動画を見てみよう。今回、niconicoが対応した機種は、パナソニックの「VIERA」と、ソニーの「BRAVIA」。その2つについて、キテラスの開発担当者・栗栖到氏自らが、リモコンを手に解説してくれた。

・「ニコニコTV」をキテラス社員が解説してみた~ビエラ・コネクト版『niconico』編
http://www.nicovideo.jp/watch/1350299057

・「ニコニコTV」をキテラス社員が解説してみた~アプリキャスト版『ニコニコ動画 ~ピックアップ~』編
http://www.nicovideo.jp/watch/1350292209

 両方とも、テレビのチャンネルを切り替えるように、動画ジャンルを替えたり、連続再生で動画を視聴することができる。操作は、リモコンの十字キーのみで可能になっている。「子どもにおすすめ」メニューなども用意されており、動物やアニメのような、安心・安全なコンテンツが表示される仕組みもある。若年層から高齢層までわかりやすい操作環境を整えていると言えるだろう。テレビとの連携ということで、PCメインのユーザーとはまた違った配慮をしているようだ。

■ 開発者の栗栖到氏に聞いてみた

――今回、ニコニコTVのアプリを出すにあたって、ターゲットにしたのはどんな層ですか?

 今回、主要ターゲットとしたのは、30代~40代の男性です。PC版ニコニコを見たり聞いたりしたことはあるがそんなにヘビーには使っていない、でもテレビはよく見るという層です。

――ニコニコ動画について語るときに、よく「双方向性」という言葉が使われます。今回は、もう少し違った使われ方を想定しているようですね。

 この層が、帰宅後にだらっとソファなどにもたれかかって、ニコニコ動画を見るシーンを想定しました。居間でリーンバック――すなわち、ソファの上などでくつろいで、背中をもたれかからせた状態で視聴するシーンを想定しています。ただ、今後はスマートフォンと連携したり、手元で操作してコメントを入力できる仕組みなども考えてはいます。

――スマートテレビの進化は、おそらくリモコンの進化とセットだと思いますが、そこに対応する予定はありますか?

 スマートテレビとは何かが難しいところですが、リモコンの操作性も同時に変えていくのは重要だと思います。すでにテレビメーカーから、スマフォをリモコンに使った機能は提供されています。それらとの連携も考えられますし、ニコニコ独自のリモコンシステムも検討していく予定です。

――開発に際して、苦労した点はありますか?

 これまでにない、テレビという新しいプラットフォームに挑戦したことで、様々な苦労はありました。また、「ながら見」の場面での活用を重視して、機能を増やすよりは操作が簡単であることを心がけました。

――このアプリは、メーカーにとって、どんなメリットがあるのでしょうか?

 様々なコンテンツがテレビに載るようになるのが、大きなメリットだと思います。niconicoの多くのコンテンツが、大画面で見られるようになるのは、テレビを見なくなった人が戻るキッカケにもなります。

 今後の展開については、まずはスマフォを利用した連携や、各々のユーザーに合った動画のレコメンドなどを検討中という。また、ビエラについては、今後「ニコニコ生放送」にも対応していくとのことだ。

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