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ダブルメモリー : キーワード解説塾

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『ダブルメモリー』『ダブルメモリ』とは、ビデオカメラで本体メモリーへの記録とSDメモリーカード等抜き挿しできるメモリーカードへの記録の両方に対応しているタイプのもののことを言う。「本体メモリー」と「外部メモリー」の両方に記録できるから「ダブル」ということらしい。このカテゴリの機種は『メモリーカメラ』『メモリカメラ』という呼び方をされる場合もあるようだ。

ビデオの記録媒体は各種テープからHDDに移行し、しばらく落ち着いていたのだが、メモリーの価格が下がってきたこともあり、ハードディスク(HDD)からさらにメモリーへの移行が始まっている。本体記録部分に関してはHDDタイプのものに比べて、フラッシュメモリー等の方が小型化が可能かつ耐振動性が高いことから、そちらが主軸になるのではないかと推測される。特に大音量のライブや自転車等へ搭載しての撮影など、ヘビーな利用をする場合は、HDDだと振動による記録飛びが発生してしまう。その点、ダブルメモリータイプのビデオカメラだと問題なく記録できるので、もしガジェット通信編集部なみにヘビーな環境での利用を考えているのであれば、ダブルメモリータイプはおすすめである。ただし記録容量とコストを鑑みるとまだHDDの方に軍配があがる。どちらを選択するかは用途にもよるが、家庭用であれば今後小型軽量な『ダブルメモリー』が普及していくのではないだろうか。

昨今のビデオカメラで押さえておきたいキーワードは『ダブルメモリー』をはじめとして『顔認識』『AVCHD』『手ぶれ補正』『AFスピード』などといったものである。『顔認識』に関しては静止画用途がメインのコンパクトデジカメで培った技術をビデオカメラに応用する例が出始めている。コンパクトデジカメでは、30人ほどの顔をそれぞれ個別に認識する機能というものもあるらしい。一体何に使うのだろう……。さらに『手ぶれ補正』技術に関しては現在各社しのぎを削っている状況だ。

また、上記キーワードに加えて『GPS』『タッチパネル』なども見逃せない。『GPS』機能は、「どこで撮った動画なのか」ということまで記録できる機能で、液晶で地図を表示して撮影場所を確認できるすぐれものである。これまでは撮影日時などはデータとして記録されていたが、どこで撮ったのかということは自分でメモしておくしかなかった。これが自動化されることで、記録の整理が容易になる。思い出の記録も、まずは正確なデータから。とでも言うべきだろうか。カメラを使う機会もどんどん増えてきているので、膨大なアーカイブの整理の方法についてもこれから新機能が期待されるところだ。また、コンパクトデジカメに動画撮影機能がついてくることによって、本来の動画撮影用ビデオカメラとの距離が縮まってきている。コンパクトデジカメに差をつけるためにも、ビデオカメラならでは独自の機能の付加が今後続いていくことだろう。

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深水英一郎(ふかみん)

記者:

見たいものを見に行こう――で有名な、やわらかニュースサイト『ガジェット通信』発行人。トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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