お口のニオイが原因で転職や取引解除も! ビジネスに欠かせない口臭ケア&舌ケア

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口臭が原因で転職や取引解除も! ビジネスシーンにおける口臭ケアの重要性が明らかに!

相手の口臭が原因で「仕事に支障をきたした」経験を持つ人は半数以上…! 江崎グリコは20~50代の就業者男女824名を対象に『ビジネスシーンにおける口臭ケアに関する意識調査』を実施。その結果から、社内コミュニケーションや商談において口臭が深刻なトラブルを引き起こす可能性まで示唆されています。2012年8月にインターネット調査で実施。

「口臭が気になる」は合計94.3%に

 ビジネスシーンにおける口臭ケアに関する意識調査 グラフ3

「あなたは自分の口臭を気にしていますか?」という質問では、、「とても気にしている(21.5%)」「まあ気にしている(50.8%)」「いくらか気にしている(22.0%)」と94.3%が「気にしている」と回答。「気にしていない」と回答したのはわずか5.7%に留まり、程度の差こそあれほとんどすべての人が口臭を意識していることがわかりました。

また、「2~3年前に比べて勤務中のエチケットとして口臭に気をつけるようになった」と回答した人は60.2%。同回答者にその理由を尋ねると、「自分自身の口臭が気になった(65.7%)」「他人の口臭が気になって自分も気をつけようと思った(64.5%)」など、口臭そのものに敏感になっている人が多いようです。
 

口臭はビジネスリスクを増大させる!?

ビジネスシーンにおける口臭ケアに関する意識調査 グラフ4

口臭がビジネスに与える影響は意外と大きいようです。 「相手の口臭が原因で、仕事上のコミュニケーションを避けたいと思った、またはその後のつきあい方を変えた経験はありますか?」という質問では、全体の45.4%が「ある」と回答。女性だけを見ると、半数以上の52.7%! さすが、女性は口臭にシビアです。

「ある」と答えた人たちの“対処法”は「用件は電話やメールで済ませるようにした(41歳女性)」「他の人を通すようにした(28歳女性)」などから、「担当者が変わるまで面談を控えた(43歳女性)」「仕入先との取引をなくした(37歳男性)」「直属の上司だったのでマスクで耐えていたけれどキツくなって転職した(43歳男性)」というヘビーなものまでさまざま。口臭で仕事上の取引を打ち切られるなんて、笑い話にもなりませんね。

また、「(自分の)口臭が原因で相手に嫌がられていると感じた、または口臭があると言われた経験はありますか?」という質問では、「ある」と回答した人はわずか17.1%に留まりました。自分の口臭は気づきにくいもの。取引先担当者が突然よそよそしくなったら、口臭チェックをしたほうがいいのかも?

ちなみに、自分の口臭に危険を感じた人は、「素直に謝り、次回からタブレットを持参した(33歳男性)」「こまめに歯をみがくようになった(31歳男性)」などの改善策を講じているようです。
 

仕事ができる人のニオイの印象は「無臭」

ビジネスシーンにおける口臭ケアに関する意識調査 グラフ6

「身の回りで『仕事ができる人・優秀だと思う人』のニオイの印象」については、「無臭」と回答した人が824人中220人と最も多い結果になりました。ほのかに香水をつけたりするよりも、匂いをさせないことのほうが相手に好印象を与えるようです。

また、口臭の原因のひとつとなる舌の汚れケアをする人は2010年の調査よりも6ポイント増加。約3割が勤務中にも舌ケアを行っており、「手軽に“舌苔”を除去する商品があれば勤務中にも取り入れたい」とした人は、「常に取り入れたい(13.5%)」「状況によって取り入れたい(59.8%)」と合計7割を超え、口臭ケアを常に行いたい人が多いことを裏付けています。

江崎グリコによると、このようにビジネスシーンでは嫌なニオイをなくして“スメらない”ようにケアする人が増えているそうで、無臭であることを心がけるのが今後のビジネスマナーになっていきそう。目に見えないからこそ自覚しづらい自分のニオイ。仕事への評価の足元をすくわれないためにも、口臭ケアを一度見直してみてはいかがでしょう?

※トップ写真画像は『足成』より引用。
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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