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切れない携帯はホントに必要か? 東京メトロにおける携帯のサービスエリア拡大

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切れない携帯はホントに必要か? 東京メトロにおける携帯のサービスエリア拡大

昨日付けで、エヌ・ティ・ティ・ドコモ(docomo)、KDDI(au)、ソフトバンク・モバイル(SB)、イー・アクセスの携帯キャリアが合同でリリースを行った。いわく8月30日(木)より、東京メトロの4路線(丸ノ内線、日比谷線、千代田線、南北線)における一部区間で、いままでつながらなかった携帯電話の電波をつながるように広げたというのだ。駅構内だけではなく、各駅間のトンネル内でも携帯電話によるインターネット接続およびメールの送受信ができるようになるそうだ。

筆者は“必然的な”auユーザーだ。自宅の自室ではdocomoとSBの電波が届かず唯一入るのがauだったという理由でauから離れることができない。docomoは電波調査にわざわざ出向いてくれて徹底的に調べてもらったが改善する可能性は低いという判断だった。SBはプラチナバンドに対応してくれれば、場合によっては電波が入るようになるかもしれないが、J-Phone(Vodafone、PDC方式)時代にかろうじで部屋まで電波が届いていた程度なので、これもあまり期待できない。

個人的には地下鉄のサービスエリアを拡大するのもいいが、都内近郊の一部エリアでできている“電波の穴”とでもいうような圏外エリアを何とかしてもらいたいところだ。

さて、今回のサービスエリア拡大だが地下鉄に乗っていると駅のホームにいるとき以外、携帯が圏外になってしまい不便この上ないと思ったことはないだろうか。この際「どんだけ電車内でスマホでWeb閲覧やメールをのやり取りがしたいの?」ということは置いておく。

ちなみに地下鉄を含めた電車内では優先席近辺では携帯利用を制限しているのは周知の通り。電車に乗ると「優先席付近では携帯の電源を切ってください」と指示および明記したプレートが貼ってある。もちろん、4社共同のこのリリースでも「車内では、これまでどおり携帯電話での通話はご遠慮いただき、優先席付近では電源をお切りください。」と明記してある。

「電車内では通話はNG、優先席付近は電源まで切れ!」というのに、電車内で圏外にならないようにサービスエリア拡大である。サービスエリアは広がったけど、使っちゃダメと言う。これだけ見ると何のためのサービスエリア拡大なのだろうと思ってしまう。

まあぶっちゃけてしまうと、今回のサービスエリア拡大は電車内でスマホを使ってWebの閲覧やメールのやり取りLINE、Skype、Windows live Messengerといったチャットソフトでのメッセージ交換をする際につながっていない不満を解消するためだ。

携帯でもメールのやり取りとネット閲覧はできる。最近の若者は、携帯での通話は毎月の無料通話分だけで間に合ってしまう人も多い。だいいち大柄なスマホで電話している人をあまり見かけない。

タダ友だの家族間通話無料といった通話料金を安く済ませるサービスもあるわけで、こうなると通話料による収入増は期待できない。そうなったら「パケット定額上限まで使わせて上限料金は確保したい」という思惑がキャリア側に起きても不思議はない。

とまあ、実はそんなところなのではないかと思う。ただ、サービス的にみるといままでつながらなかった地下鉄でつながりやすくなるのは、いいことだ。あまり使いすぎてバッテリー充電が必要になってしまったなんてことには、ならないよう注意してもらいたい。あと、たまには電車内でスマホ画面をのぞきこむのをやめて、日常を振り返ったり、忙殺されている人ほどボーっと何も考えないで頭をリフレッシュするといった時間も必要だと思うのだがいかがであろう。

■サービス提供開始日
2012年8月30日(木)始発電車よりサービス開始予定

■新たに利用可能となる路線
・丸ノ内線(茗荷谷駅~淡路町駅)
・日比谷線(日比谷駅~中目黒駅)
・千代田線(綾瀬駅~湯島駅)
・南北線(後楽園駅~本駒込駅)

※参考
■既にご利用可能な路線
南北線(本駒込駅~赤羽岩淵駅)

東京メトロ 一部路線における携帯電話のサービスエリア拡大について
エヌ・ティ・ティ・ドコモ

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(http://news.livedoor.com/article/detail/6896032/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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