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北朝鮮が元専属料理人に接触、“身の安全を徹底的に担保する”と訪朝打診

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23日放送されたTBS「ひるおび!」に、北朝鮮・金正日総書記の専属料理人を務めていた藤本健二氏が出演し、7月に北朝鮮を訪問した際のエピソードを語った。

藤本氏が訪朝のために成田から経由地の北京に向かったのは7月20日。22日には平壌に到着し、金正恩第1書記と11年ぶりに再会した。その際、藤本氏は「裏切り者が帰って来ました」と泣きついたところ、金氏は「いいよ、いいよ」「裏切り行為はもう忘れた」と答えたという。その様子は撮影されており、8枚の写真が公開されたが、写真の中の藤本氏は普段の変装姿ではなく素顔であった。

今回の訪朝は金正恩氏からの招待であり、その旨を伝えるメッセンジャーなる人物は6月16日、コンビニから帰宅中の藤本氏に接触したという。

番組によればその際、メッセンジャーは「家族が会いたがっていますよ。そしてもう一人とても会いたがっている方がいらっしゃいます」と伝えるとともに、藤本氏が北朝鮮に残してきた妻子の写真と手紙を渡され、さらには「身の安全を徹底的に担保する」という北朝鮮当局よりの書類も見せられたという。

7月18日、再び藤本氏に接触してきたメッセンジャーは、藤本氏が日本への買い付けを理由に出国し、そのまま脱北した2001年の際、「帰ってきます」と当時の金正恩氏にした約束を果たそうではないかという金氏本人からメッセージを伝え、その2日後、藤本氏は北京へ向かったのである。

番組内では、今回の訪朝について「小泉元総理の日朝首脳会談からのちょうど10年という節目に何らかの意図」(高英起:デイリーNK)、「29日から日朝協議を前にし、金正恩氏と直接つながるパイプとしての藤本氏の存在を見せつける」(岩田宗一:TBS報道局解説委員)、「日朝関係改善の地ならし。北朝鮮としては藤本氏訪朝というものをなんとか成功させて日朝国交正常化まで突き進めたい」(鈴木琢磨:朝日新聞編集委員)などの分析が述べられた。

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(http://news.livedoor.com/article/detail/6883210/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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