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東京23区女ひとり風呂 vol.11「千代田区・ひとり見世物小屋」presented byゆるっとcafe

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東京23区女ひとり風呂 vol.11「千代田区・ひとり見世物小屋」presented byゆるっとcafe

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見世物小屋っていうと、どんなイメージが浮かびますか? 極彩色の天幕の中で繰り広げられる、摩訶不思議な世界。見たこともない生き物、からくりのわからない奇術。

だけど「大イタチでござい~」なんて言いながら、血のついた大きな板を見せたりもする、イカサマまじりのショー。そんなイメージを持っていた私ですが、先日行った見世物小屋は、まさにこの想像を裏切らないものでした。 
日本に唯一残る見世物小屋「大寅興行」は、みたままつりの日、靖国神社の境内にお化け屋敷と、マジック小屋のテントを張っていました。どちらにも赤や黄色の電球が煌々と照っていて、蒸し暑い小屋に一歩踏み入れただけで、気分は5円玉を握りしめてやってきた、昭和初期の子供に変わります。外の世界に、ゲームやアイフォンがあるなんて思えなくなるくらい、アナログなまやかしに満ちていて、そりゃーもう、ワクワクドキドキハラハラなんですよ!

ふと目をやると、客席の前の方には、たくさんのチビっこが集まっていました。みんな目も口も、ぽかんと真ん丸。そうだ私も子供の頃、不思議なものに出会ったら、あんな顔をしていたな。手品を見た時、サーカスが来た時、UFOに会った時(いや、マジで)。扉を一枚開けただけで日常はガラっと崩れてしまうんじゃないかという恐怖に近い興奮は、大人になっても消えなくて、怪しいものに心惹かれるのを止めることができません。あのチビっこたちも、恐ろしくも魅力的な白昼夢で、この景色を何度も見るんじゃないかしら。

それはそうと、見世物小屋の後に行った銭湯、梅の湯。小さいながらも賑っていました。見世物小屋の人たちも、まつりの後には、お湯を使いに来たりして。蛇女や、火吹き女、空飛ぶ女や、お化けたち。ああ、そんな人たちとお風呂に入ったら愉快だろうな。見世物小屋の後の銭湯は、こんな妙な気持ちにもなるのでした。

●小沢カオル:独身アラフォー漫画家。ダメ男にひっかかりやすい。現在の恋人は小次郎(柴犬)。主に突撃取材系のマンガを執筆。「あやしい取材に逝ってきました。」「あやしい男と失恋ってきました。」(ともに秋田書店)「あやしい人に遭ってきました。」(ぶんか社)絶賛発売中。

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(http://news.livedoor.com/article/detail/6864107/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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