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野球の夏が来た!『実況パワフルプロ野球2012』PS3/PSVITA版をプレイレビュー

日本の野球ゲームの代名詞と言っても過言ではない、“パワプロ”。最近では、日本シリーズのスポンサーまで務めるコナミの看板タイトルだ。7月19日、その“パワプロ”シリーズの最新作となる『実況パワフルプロ野球2012』がリリースされた。

ここ数年来、野球人気の低下が叫ばれて久しいが、その反面で、球場に足を運んでもらえるように各球団のファンサービスは充実の一途を辿っている。では、今作『実況パワフルプロ野球2012』はどうだろうか?
結論、“野球の体現”というゲームとしての根幹をしっかりと保ちつつ、今までにない遊び方をしっかりと用意してくれていた。

野球ゲームとしての魅力

筆者がパワプロに触れるのはもう数年来のことになる。
思えば小学生の時に、親に泣きついて初めて買ってもらったソフトが初代パワプロだった。それ以後も、友人宅でプレイする機会はあったが、ここ数年はどうしてか縁遠いものとなっていた。

久々にプレイした印象としては、現在のプロ野球をしっかりと表現しつつ、爽快感は失われていないと感じた。
統一球の導入によって、”飛ばない””ホームランが出ない”ようになっているのが現在のプロ野球だが、ゲーム内では、それを程良く感じさせてくれる仕上がりだ。

「あれ?昔の感覚なら、ホームランになってもおかしくないのになあ」

そんな風に首を傾げつつも、きちんとミートすればしっかりと飛んでいく、絶妙なバランスとなっている。
また、そのバランスの良さを後押ししてくれるのが、テンポの早さだ。
たとえば、外野フライを打ったとして、打球が外野手のグラブにおさまる。すると、タッチアップの機会等でなければ、無駄な演出なしに即座に次打者へのシーンに切り替わる。ゲーム内で頻繁にあるシーンなので、このあたりの配慮がされていることで、プレイを気持ちよくさせてくれる。

ちなみにここ最近の作品ではミートカーソルのロックオン機能が搭載されており、ある程度の打撃補正を自動でかけてくれる。
補正の強度は段階的に調節出来るようになっているので、初心者だとてんで打てないなんてことのないように、フレンドリーさも確保されている。

パワプロといえば、やはりサクセス

変わることのないサクセスモードのオープニングテーマ。これを聴くだけで、パワプロ経験者ならテンションが上がるというものだ。

サクセスモードを知らない方のために、簡単に説明すると、オリジナル選手の育成モードといったところだ。
しかしながら、パラメータの数値を振り分けていくといった単純なものではない。
野球ゲームでありながらも、テキストアドベンチャー仕立てのストーリーが用意されており、日々の練習、各種イベント、そして、試合を経ることで、個性豊かなオリジナル選手を育て上げることが出来る。
運要素が強い部分はあるが、育成理論を組み立てて、安定的な育成をすることも可能だ。
心折られるイベントも多々あるが、それでもなおのめり込んでしまうやりこみ度の高いモードだ。

今作では大学野球編となっており、最終的には3つの大学のストーリーが選べるようになる。
バイト・恋愛・サークル活動といった、大学生活の要素をバランス良く取りこんだ「パワフル大学」。
教育大学といった環境ならではの、教育要素を打ち出した「満通万教育大学」。
最後に、野球エリート校として、整った練習環境・厳しい競争が待っている「西強大学」。
育成する選手の能力を見据えると、どの大学も一長一短の部分を持っており、作りたい選手のイメージによって選択は変わってくるだろう。

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