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今後はどうなる? 結納という儀式

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今後はどうなる? 結納という儀式

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「今時そんな堅苦しいことはしない」「結納にかかる費用は無駄」などの結納に否定的な声が多い中、ゼクシィが調査した「結納・両家の顔合わせ食事会の実施状況」によると、
両方行った         23.0%
結納のみ行った      8.6%
顔合わせのみ行った   64.2%
どちらも行わなかった  3.2%
無回答           0.9%
「ゼクシィ結婚トレンド調査2011(東北、北関東は除く)」

「顔合わせ食事会」のみを行うカップルが多いなか、結納を行うカップルも約3組に1組。まだまだしきたりを重視する傾向は根強くある。

そもそも結納とは何か。結納とは、結婚が決まった両家の縁組みの儀式のことで、基本的には新郎の家から新婦の家へ、婚礼の用意のための費用(結納金)や贈り物を贈るのがならわしとなっている。

新郎側が仲人をたて、結納の品を新婦の家に届けるのが昔ながらのやり方だが、最近は仲人をたてず、場所もホテルやレストラン、料亭で行なうことが多い。当日、新婦側からも結納返しという名称のお返しを渡す、同時交換も最近の主流のようだ。

秋に挙式予定の久美さん(29歳)は7月の大安に結納を行った。場所はホテルで結納プランを利用。同時交換だったので一日ですませることができてよかったという。ところで結納の服装だが、

「結婚式は和装をしないので、結納で振袖が着たかったんです。既婚者になれば振袖は着られないので、彼に私の最後の振袖姿を見てほしかったんです」

猛暑日となった当日、久美さんは念願の振袖を着たそうだ。また、両家の母親たちも着物、彼と両家の父は黒の略礼服という服装で、ホテルの人が「こんなに正式な服装で結納をされる両家は珍しい」と驚いていたとか。

最近は自宅で結納をする人は少ないが、都内のマンション住まいの綾さん(26歳)は、静岡に住む彼の両親が結納品を自宅まで持ってきたという。

「うちは和室がないので、母が座布団を借りてきて、リビングに座布団を並べて彼と彼のご両親を迎えました」
結納の口上など分からないことばかりなので、綾さんの両親は事前に結納セミナーを受講したそうだ。

「結納品を届けたいという彼の両親からの申し入れに、うちの両親はそんなに丁寧なことをして頂き、娘を大切に思ってくださって嬉しいと喜んでいました」
結婚式までリビングボードの上に飾られた結納の品々は、とても豪華で厳かな気分になったそうだ。

ところで前述の久美さんだが、結納品をホテルから自宅に持ち帰り、和室の床の間に目録を見ながら両親と一緒に並べたのだが、「目録の漢字が読めないんです。父も母も自信がなさそうで」と苦笑い。

目録とは、結納品の品目と数、内容を記したもの。縁起の良い言葉で書かれている。地域により呼び名も風習も違うようだが、

•御帯料(おんおびりょう)結納金のこと。
•長熨斗(ながのし)アワビを長くしたもの。長寿、不老の象徴。
•末廣(すえひろ)白無地の扇子2本。末広がりに家が繁栄することと、純白無垢の意味。
•結美和(ゆびわ) 婚約指輪のこと
•勝男節(かつおぶし)鰹節のこと。男性の力強さを象徴。
•寿留女(するめ)スルメは保存食なので夫婦が長もちするように。
•子生婦(こんぶ)昆布二枚。子宝に恵まれますように、子孫繁栄を表す
•友白髪(ともしらが)白い麻糸を白髪にたとえ、白髪になるまで夫婦仲良く
•家内喜多留(やなぎだる)祝い酒のこと。柳の穏やかな様に家内円満を願う。

このように結納品には、円満・長寿・子宝など繁栄を象徴するいろいろな縁起物が揃えられている。気持ちを品物で表す日本独特の婚約のやり方のようだ。

「堅苦しいことはしたくない」「結婚は家と家との結びつきではないから」「結納飾りは費用がかかるし、使った後は捨てるだけ」などの理由で、結納離れが進むと、日本に伝わるしきたりを知らない世代がどんどん増えていく。

結納飾りは費用もかかるが、使った後はリースにして残しておくこともできる。無駄だと決めつけないで、略式でもいいから、日本独特のしきたりを引き継ぐカップルは今後もいてほしい。 (オフィスエムツー/佐枝せつこ)

(参考資料)
結納屋さん
Wikipedia「結納」

<Photo>(c)Paylessimages,Inc.All Right Reserved.

(http://news.livedoor.com/article/detail/6843813/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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