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脚本にセリフなし?恋人同士のある1日を“即興”で描く新感覚の注目映画

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脚本にセリフなし?恋人同士のある1日を“即興”で描く新感覚の注目映画

映画『ハーフ・デイズ』 (C)2009 Uncertain Partners LLC

 『(500)日のサマー』、『G.I.ジョー』や、7月27日より先行上映された話題作『ダークナイト ライジング』に出演しているジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演を務める映画『ハーフ・デイズ』が8月4日より公開される。

 本作は、ある1日を実験的な手法で描いた人間ドラマ。7月4日アメリカ独立記念日の朝、恋人同士のボビーとケイトは、ブルックリン大橋の上に立っていた。彼らは、子どもを産むか、産まないか、人生で最も大きな決断を迫られていた。ボビーはコインを取り出し、投げた時、2つの並行する1日が始まるのだった。ボビーとケイトは、反対の出口へと走り出していく。そこで、それぞれ別のボビーとケイトと遭遇する。ブルックリン側では、人生の挫折や家族愛が描かれている。一方マンハッタン側では、射殺事件を目撃し、そこから大金と犯罪組織に絡む逃走劇が始まる。そして、2つの運命が再び出会う時、彼らはどちらを決断するのだろうか。

 ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるボビーの恋人ケイト役を演じるのは、『ジョン・カーター』で注目を浴びたリン・コリンズ。2人は、オーディションを経て抜擢された。

 監督、製作、脚本を務めるスコット・マクギーとデヴィッド・シーゲルは、本作の撮影を自由なものにしたいと思っていたという。そことで彼らは、ほぼセリフが書かれていない脚本を完成させ、“即興”という手法で製作をする。さらに、自由な環境で撮影ができるように三脚からカメラを離し、本作の製作を進めていく中で生まれた偶然をうまく取り込もうとしていった。

 「事前に準備できるようなものを与えないから、その場で与えられた状況に沿って他の役者と即興で演じてもらった」と言うように、ジョセフとリンが見事勝ち取ったオーディションもまた“即興”で行われた。2人は、偶然同じ日にオーディションを受けることになり、偶然にもペアになったという。その時、「部屋の空気が変わった」とスコットとデヴィッドは振り返る。試しに、他の俳優と入れ替えてみるも、やはり2人のペアの時に感じた何かが消えず、ジョセフとリンは主役に大抜擢された。

 本作では“ニューヨークの生の感覚をできるだけ映し出す”ことも重要視していた。そのためには、可能な限り、ジョセフとリンを本物のニューヨーカーたちの中に立たせる必要があった。撮影陣が目立たないように配慮することで、人の流れや車の流れを自然にみせ、スムーズに撮影は進められた。「ニューヨークは、撮影クルーがいても大して注目されない街なんだね」と言うように、ニューヨーカーにとっては、映画の撮影は珍しいことではなく、日常茶飯事のようだ。

 “即興”“ニューヨークの生の感覚”にも注目だが、本作に登場する犬にも注目してもらいたい。10年以上前にロスの街角で出会ったという犬・タイガーは、本作のストーリーを発展させるというスタッフからの意見があり、抜擢された。しかし撮影の中盤、クイーンズのメインのロケ地で車に跳ねられてしまうという事故が起きる。幸い、内出血も骨折もなく、次の撮影日には復帰できたという。キャストとスタッフが“本物の役者”と認めたタイガーの役者ぶりに注目だ。

 映画『ハーフ・デイズ』は、8月4日(土)よりシアターN渋谷にて公開。

『ハーフ・デイズ』 – 作品情報

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(http://news.livedoor.com/article/detail/6673576/)
※表示 – 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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