Xperia go ST27i開封の儀

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Sony Mobileの今年のグローバルモデル『Xperia go ST27i』を入手したので早速開封の儀を執り行います。『Xperia go』は画面サイズ3.5インチのコンパクトなボディにIP67相当の防水・防塵性能を備えたAndroidスマートフォン。今年5月に正式発表、今月上旬に香港で発売されました。今回入手したのはアジア・欧州を中心に発売されるST27iの香港版ブラック。価格は国際配送料込みで約2万8000円。

では開封していきます。まずは箱です。箱は、『Xperia S』や『Xperia P』などの『NXT』シリーズに見られる平べったいものが使われています。

同梱品は、『Xperia go』本体、USBケーブル、耳かけタイプのイヤホン、電源アダプタ、取扱説明書などの書類。『Xperia go』はmiroSDカードスロットがあり、2GBのmiroSDカード装着されていました。

バックカバーを外すことはできますが、バッテリーは本体内部に埋め込まれているので(簡単には)取り外せません。『Xperia S』や『Xperia sola』と同じ仕様です。カバーを外すと、microSDカードスロットとSIMカードスロットがあります。SIMカードはトレイに入れてハメ込みます。使えるのは標準サイズのものです。

SIMカードスロットやmciroSDカードスロットのフタはゴム製で、パッキンとして機能しています。

『Xperia go』のスペックは以下の通り。
OS:Android 2.3(Gingerbread)※Android 4.0にアップグレード予定
サイズ:111mm×60.3mm×9.8mm、質量110g
ディスプレイ:3.5インチ、解像度480×320ピクセル(HVGA)、TFT液晶(モバイルBRAVIAエンジン付)、1677万色、キズ防止パネル
プロセッサ:ST-Ericsson NOVAThor U8500 1.0GHz(デュアルコア)
GPU:ARM Mali-400MP
メモリ:RAM 512MB、内蔵ストレージ8GB(メディア用4GB)
外部ストレージ:microSD/microSDHC(最大32GB)
リアカメラ:500万画素CMOS、LEDフラッシュ搭載、AF、720p動画撮影、2D/3Dスイングパノラマ対応
フロントカメラ:非搭載
対応周波数(ST27i):GSM(850/900/1800/1900)、WCDMA(900/2100MHz)
パケット通信:GPRS/EDGE、HSDPA 14.4Mbps/HSUPA 5.76Mbps
通信機能:Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 3.0、DLNA
外部端子類:micro-USB、3.5mmオーディオジャック
センサー:加速度、ライト、近接、気圧、デジタルコンパス、GPS(A-GPS対応)
バッテリー:1305mAh(取外し不可)、WCDMAでの待受時間は最大460時間、通話時間は最大5時間30分
カラー:ブラック、ホワイト、イエロー

画面サイズが3.5インチなので、本体はけっこうコンパクトです。手にすっぽり収まります。防水・防塵仕様ながらも厚みは9.8mmと薄く、ポケットに入れてても厚みはほとんど感じません。

バックカバー表面はザラザラつしており、目の細かいサンドペーパーを触ったときのような感触がしました(ちょっと大げさかな)。そのため、グリップ感はなかなか良かったです。

デザインは『Xperia sola』とよく似ていますね。しかし、操作ボタンから“XPERIA”ロゴにかけて緩やかにカーブしていたり、背面の端に丸みが持たせてあるなど、手にした感触は少し違っています。背面に丸み持たせてある分、『Xperia go』の方がより手にフィットするという印象を持ちました。

画面サイズは『Xperia U』と同じ3.5インチなのですが、解像度がHVGA(320×480ピクセル)と異なります。縦に短く、横に長くなっていますね。画面サイズと解像度の仕様は『iPhone 3GS』と同じです。

解像度は『Xperia U』よりも低く、表示は大きくなりますが、情報量は減ります。

画面サイズが同じ3.5インチの『iPhone 4』とサイズを比較。『Xperia go』の方が小さいです。

本体の左側面には3.5mmオーディオジャックがあり、キャップでカバーされています。

右側面には、中央にボリュームボタン、その右側にmicro USB端子があります。micro USB端子もキャップが付いています。ちなみに、『Xperia go』にシャッターボタンはありません。

下部には右隅にストラップホールがあります。通話用マイクは前面下部の“XPERIA”ロゴの右側にあります。

上部にはPOWERボタンがあります。

発売時のOSバージョンはAndroid 2.3.7(Gingerbread)。一応、Android 4.0(ICS)にもアップグレードされる予定となっていますが、実施時期はまだ案内されていません。『Xperia S』以外のアップグレードがまだなので、おそらく秋~冬になるんじゃないかと推測。

ドロワーのグリッド数は3行×4列です。

こちらはプリインストールアプリ(ATOKは自分でインストールしました)。

『Xperia go』には『WalkMate』、『FigureRunning』、『miCoarch』などのスポーツ・トレーニング用のアプリ、コンパスやフラッシュライトといったツールが追加されていたりします。

ミュージックプレイヤーは他の2012年モデルと同じものが搭載されています。

動作性能については、デュアルコアプロセッサを搭載することからアプリの起動にラグはほとんどなく、表示の切り替わりや上下左右のスクロール操作で“もたつき”はほとんど感じられませんでした。他モデルよりも解像度が低いこともあり、体感的にはプロセッサ・RAM仕様が同じ『Xperia U』や『sola』よりも快適な気がしました。Quadrantのトータルスコアは2445。『Xperia U』や『sola』よりも200ポイントほど高いようです。

RAMは512MB積まれていますが、アプリ等で利用できるのは206MB程度。

内蔵ストレージの容量は8GB。アプリ用に1.65GB、USBストレージ用に3.9GB割り当てられています。microSDカードも利用できるので、個人データの保存に困ることはなさそうです。

メインカメラは500万画素CMOS。Exmor Rではありません。カメラ機能では、シーンの自動認識機能と手ブレ補正機能も省かれています。それ以外は備わっています。

静止画の記録サイズは約5MPまで。

動画は720pサイズで撮影できます。

今年モデルにはシャッターボタンを長押しするだけでカメラを起動し撮影する「クイック起動」が搭載されています。『Xperia go』では、シャッターボタンはありませんが、ロック画面からこのクイック起動を利用することができます。

水没テストは・・・、気が向いたらしようかな。



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