青山迎賓館が真紅に染まった! R15+の海外ドラマ『スパルタカスII』試写会

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Spartacus

7月2日(月)、青山迎賓館にて、海外ドラマ『スパルタカスII』の第1話吹き替え版プレミアム試写会が行われた。

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前作『スパルタカス』(シーズン1)はアメリカのオリジナル・ドラマ歴代最高視聴者数を記録したという超・大物シリーズ。今年5月にリリースされたDVDも2012年日本上陸アメリカドラマランキングの1位に輝いている。

『スパルタカス』はローマを舞台とした歴史スペクタクル。主人公スパルタカス率いる脱走集団が、自由を求めてバティアトゥス剣闘士養成所からの壮絶な脱出劇を描いている。

驚愕はその描画と演出にある。「オンエアぎりぎりではないか?!」と評されるほどの血の表現とエロティシズム。復讐、陰謀、友情、愛、と人間の欲望を極限まで描いた点が、大きな話題を呼んだとも言われている。

そんなド級の人気作品の続編『スパルタカスII』はシーズン1をさらにしのぐ「血の嵐」と「愛欲表現」だという。心して試写会に臨む記者であった。

『スパルタカスII』の世界観をイメージ?妖艶ボディペインティング!

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試写会の青山迎賓館は、芸能人の挙式などでも有名な、白を基調とした気品のある会場。そこに登場したのは、まるでスパルタカスの世界から抜け出てきたかのような奴隷風男性と、肌もあらわにした女性二人。

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観客の驚きはよそに、ボディペインティングが舞台上の3人に対して施されていく。妖艶な光の中、見る見るうちにひとつの絵画のような仕上がりを見せた。

真っ赤な舞台に浮かぶ男女のシルエットは、このあと上映される『スパルタカスII』の世界を如実に表わしていたことがわかった。

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肉薄する戦闘、遠慮のない血しぶき

『スパルタカスII』は、映画級の壮大なスケール、と聞いてはいたが予想以上であった。

急襲するローマ兵とスパルタカス達の戦闘シーンは、剣と甲冑、肉体のぶつかり合いと容赦のない血しぶきで始まった。苦手な人は相当苦手なレベルかもしれない。とはいえここまで遠慮のないバイオレンスだと、逆にすがすがしくもあるレベルだ。

これが「テレビで放映されるドラマシリーズである」という事を言われてたとしても、おそらく瞬時に理解できないだろう。そのくらい高いクオリティの映像と演出が続き、観ていた我々もすぐにこの『スパルタカスII』の世界観に取り込まれてしまったほどである。

歴史スペクタクルの類については、そこまで明るくない記者も、生身の男たちのぶつかり合いに圧倒された。復讐と知略、愛憎といった濃厚な人間ドラマゆえ、バイオレンスやエロティシズムの表現のバランスがむしろ良いのだ。『スパルタカス』シリーズの人気の秘密が少しわかったような気がした。

吹き替えは小山力也さんなど

吹き替えには、「ジャック・バウアー」でも有名な小山力也さんがシーズン1に引き続いて、主人公スパルタカスを演じる。
また『スパルタカス ゴッド・オブ・アリーナ』ガンニクス役の東地宏樹さんがシーズン2で共演。他のキャストも海外ドラマではおなじみの声優陣が名を連ねているとのことなので、吹き替え版ならではの楽しみにも期待がかかる。

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初回は無料配信。スター・チャンネルに登場は7月15日(日)

海外ドラマ史上、最も過激な歴史スペクタクル第2弾『スパルタカスII』は、レギュラー放送初回、第1話が無料放送される。ただしR15+指定相当なのでそこはご注意を。

二か国語版:スター・チャンネル3にて7月15日(日)夜10:00スタート
字幕版:スター・チャンネル1にて7月16日(祝・月)夜9:00スタート

“強い”表現の本格海外ドラマ、その見ごたえは期待していいだろう。興味のある人はスター・チャンネルで“試し見”してみては?

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Spartacus: Vengeance (c) 2011 Starz Entertainment, LLC. All rights reserved.

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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