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【まとめ】キリスト教は原発にどう向き合っているのだろう?

【まとめ】キリスト教は原発にどう向き合っているのだろう?

先日、「日本仏教各宗派は原発についてどう考える?」というまとめ記事を掲載したところ、たいへん大きな反響をいただきました。多くのリツイートをいただいたなかに「他宗教はどういう見解を発表しているのか?」という声がちらほらありました。まとめ記事を作成したときに、キリスト教による見解をいくつか見つけてメモしていましたので、こちらもご紹介したいと思います。

【仏教とキリスト教の違い?】
キリスト教の各教団のウェブサイトを見て驚いたのは、、震災復興を含めて社会活動に関するニュースが多数掲載されていること(日本仏教は、大本山が観光寺院化していることもあるため、サイト情報は観光案内のみというところも少なくありません)。プロテスタント系の教団では、サイトメニューに「宣言・声明」があるところもあり、社会で起きていることへのスタンスを明確に発信していこうとする姿勢がうかがえました。

また、仏教各宗派の見解に比べて非常に論理的な文面で書かれており、エネルギー問題のみならず「核エネルギーの軍事利用」への懸念まで踏み込んでいるものが多いです。多くの教団が、政府を批判すると同時に「命より経済を優先させてきた」自分たち自信を悔い改める姿勢を明らかにするのもキリスト教ならではかもしれません。

【プロテスタント系】

●NCC日本キリスト教協議会(プロテスタント系教団の連盟組織)
「原発の危険性」「日常的に被曝労働者を生み出していること」「未解決の廃棄物の問題」「核兵器との関連」の4点の理由から脱原発を強く要請。事故の検証も終わらず、国民的議論が行われていないなか原発輸出を進めtいることについても批判しています。

脱原発政策を実現し、また核の輸出をいますぐ止めて下さい
(2011年10月28日、野田佳彦内閣総理大臣あて/日本キリスト教協議会 平和・核問題委員会)
http://ncc-j.org/uploads/photos/13.pdf

●日本基督教団
「地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは、主のもの(詩編24編1節)」と聖書の一節を冒頭に引用。原子力発電の問題性を指摘し「全ての原発の稼働を停止し、廃炉を前提とした処置が取られること」を表明してきたことに言及し、「福島第一原子力発電所事故は、原子力発電というものが、神に祝福された世界、神の創造の秩序を破壊し、命あるものの関係を断ち切る人類滅亡の危機の始まりとなりうることを警告」しているとし、同時に経済を優先する社会に生きる自らの悔い改めが求められることにも言及。「すべての原子力発電所の稼働を停止し、廃炉を前提とした処置が取られること」を求められています。

福島第一原子力発電所事故に関する議長声明(2012年6月11日)
http://uccj.org/newaccount/7402.html

●日本バプテスト教会
2008年11月に発表した声明「我が国の原子力行政を憂慮し『無核・無兵』社会を目指すことを求める声明」に触れながら、日本の原子力政策を改めて強く批判。同時に「私たちの、原発と日本の原子力政策に対する認識の弱さと、これらを止めることが出来なかったことを私たちの主と、全ての人々に告白するものである」と自らを省みる姿勢も明らかにされています。事故収束、被ばく環境にある人たちと「共に祈り、共に行動」しながら、すべての原子力施設の即時停止と持続可能な再生エネルギー社会への転換を政府に求めていく姿勢とのこと。

福島原発震災の今を生きる私たちの声明(2011年11月11日)
http://www.bapren.jp/uploads/photos/355.pdf

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