体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

境内に60店舗! 老若男女でにぎわうエコマーケット『極楽パンチ2012』レポート(前編)

境内に60店舗! 老若男女でにぎわうエコマーケット『極楽パンチ2012』レポート(前編)

新潟・小千谷市の極楽寺では、2006年から『エコマーケット』と『キャンドルナイトライブ』のイベント『極楽パンチ』を開催しています。「『極楽パンチ』はスゴい。どんどん面白くなっている」というウワサを聞いて、京都から遠路はるばる電車にゆられて行ってまいりました。

今回は、2012年5月20日に開かれた『極楽パンチ2012』のレポート記事を2回に分けてみっちりお伝えします。

『極楽パンチ』が始まったきっかけは、2004年の新潟県中越大震災でした。この震災では小千谷市も大きな被害を受けたのですが、極楽寺では震災の直前に本堂を落慶。ご住職は、この真新しい本堂を避難所として提供し、一時は100人近い被災者がそこで暮らしていたそうです。
 

極楽パンチ2012 エコマーケットのようす

避難所としての機能を終え、その後慰問コンサートを受けていたところ、ある日「九州の友人から復興イベントをしてほしいと義援金を受け取った」という夫婦が現れます。極楽寺の麻田弘潤さんは、彼らとともにイベント開催を企画。当時の小千谷では、ゴミ処理場が被災したために市内の山がゴミ捨て場になっていることが問題になっていたことから、「エコ」をテーマにしたイベントとして『極楽パンチ』を立ち上げることになりました。

最初の頃は、出店数も今ほどは多くなく、ライブで使われるキャンドルもすべて『極楽パンチ』スタッフの手作りでしたが、年々協力する人たちが増えて今ではすっかりこの町の恒例イベントになりました。

今年の『エコマーケット』は、エコに取り組む活動を紹介する「エコブース」、リユース食器を使う「飲食ブース」、手作り品を中心にした「フリーマーケット」で構成。『キャンドル×バルーンナイトライブ』では、鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映、そして超絶タブラ奏者U-zhaan×七尾旅人によるライブが行われました(ライブレポートは次回に!)。

極楽パンチ2012 エコマーケット入り口

私は、お昼過ぎに極楽寺へ到着。境内はすでにたくさんの人たちでにぎわっていました。『エコブース』で立ち止まった人たちがゆったりと話しこんでいたり、「フリーマーケット」のお店でお買い物をしていたり。お年寄りから小さな子どもまで、のびのびと楽しんでいてとてもいい雰囲気です。フードを持った人たちが境内のお堂の階段でのんびりくつろいで食べたり、ひと休みしている風景ものどかでとてもよい感じ。
 
ブースの人たちに「どうしてこのイベントに参加するようになったのですか?」と聞いてみると、「以前は参加者で来ていて、すごくいいイベントなので自分もお店を出してみたくなって」とか「友達が出店していたので誘われて来ました」などと、楽しげなムードに惹かれてどんどんご縁が広がっているようです。

お店の人に話しかけつつ、ちゃっかりお買い物もしてみました。
 

極楽パンチ2012にて へぎそば

まずは、お昼ごはんに地元の味・へぎそばの「緑のラー油をかけたちょっぴり辛い新メニュー」にトライしました。ツルツルでコシのある不思議な食感のへぎそばに、さっぱりしたおだしにラー油が小さくパンチ。暑い夏にもいただけそうな一品です。

極楽パンチ2012にて 『mano』さんのプリン

そして、見るからにおいしそうなプリンを出していた『mano』さんでプリンをゲット。『mano』さんは、これから長岡市でイタリアンレストランを出す予定なのですが、今も「店を持たずにmanoの皿を楽しんでもらえる場を開拓」するべく『極楽パンチ』にも参加されたそうです。
 

極楽パンチ2012 むじなさん

洋服やアクセサリー、雑貨関係は、ひとつひとつ心をこめて手作りされた品が並んでるのが印象的でした。私は、「むじな」さんのココナッツの殻でできた月のかたちのペンダントを買ったのですが、開けてみるとそのペンダントにこめた思いを書いたメッセージカードが入っていてジーンとしました。一緒に買ったマクロビオティックのクッキーはとてもやさしい味。こちらは、帰りの電車のなかでおやつにいただきました。

1 2次のページ
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。