やくみつるさんの安倍総理と福島原発をネタにした過去作品に批判の声 高須克弥院長も「ひどい漫画だと思います。最低」

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5月10日に発売された小学館「ビッグコミック」には、映画「空母いぶき」の特集記事が掲載された。その中で、俳優・佐藤浩市さんのインタビュー記事の内容が、難病の潰瘍性大腸炎を患う安倍晋三総理を批判しているのではないかと物議を醸しかなりの炎上状態となった。
雑誌の発売から10日が経過したものの、未だに議論が続いているような状態であるが、そんな中18日に、あるユーザーが「やくみつるの小言・大言」という4コマ漫画を『Twitter』にアップした。

内容は、
<1コマ目>
安倍総理が寿司屋に入ると大将が
「ヘイらっしゃい!ブエノスアイレスお疲れサマでした」
と声をかける
<2コマ目>
席に着いた総理に大将が
「今日はお見えになるってんで『首相スペシャルおもてなしコース』ご用意させていただきました」
と語る
<3コマ目>
「福島第一原発「汚染水が完全にブロックされている港湾」のすぐ外側で獲れた近海モノのにぎりになります」
とにぎり寿司を差し出す
<4コマ目>
総理は
「私、お腹がそれほど強くないんで今日のころは…」
とソソクサと席を立ち、それに対し大将が
「調子のいいことぬかすんじゃないっ!!塩撒いとけっ!」
と怒鳴りつけ、おかみさんが塩を総理に向かって撒く
……というもの。

しんぶん赤旗の日曜版2013年9月15日号(https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/201110/13915/)に掲載されたもののようで、

同紙には

■あきれた安倍首相「原発汚染水ブロック」発言
東電も「外洋流出否定できない」 海外からも批判相次ぐ
安倍晋三首相は日本時間8日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第1原発について「状況はコントロール」「(汚染水の影響は)完全にブロック」と演説しました。しかし現実は逆。放射能汚染水が地下水や海洋に流出するなど制御できない危機的状況が続いています

といったような記事もあったようだ。

ツイート主は

「最低の漫画。 『難病を揶揄』と 『福島原発の風評被害の拡散』 これで笑える人の気持ちが分からない」
「やくみつるは病気で苦しむ人達や福島の方々の気持ちを全然理解していない、漫画家としての矜持を疑う」

と語り、多くのリツイートや「いいね!」を集めていた。

高須クリニックの高須克弥院長も、19日に同ツイートを引用し

ひどい漫画だと思います。
最低

と感想を述べる。こちらも反響を呼んでいたようである。

※画像は『Twitter』より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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