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【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.6】「薩摩茶屋(村尾酒造)」の巻

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私 “あらいぎまちゃん” の『ぎまちゃんシリーズ』。今回も、これまで飲んできた数々の「焼酎」について、わりと投げやりな態度で語り尽くします!!

プレミア焼酎の代表格に「村尾」という銘柄があります。この村尾……、定価は1,900円前後なんですが、オク市場ではあの「森伊蔵」の次に高いプレミアが付いてまして、市価で大体22,000円、オークション相場で15,000円くらいで取引されています。この「村尾」の姉妹品が、今回ご紹介する「薩摩茶屋」です。

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薩摩茶屋 (さつまぢゃや) 5段階評価

定価  (1.8L 1900円前後)

オークション相場(3000 ~ 5000円)

入手難度(★★★   チョイ難しい。でも、定価で買える所はあります)

香り  (★★★★★ 独特の焦げ臭が香ばしい)

旨み  (★★★★★ 美味いですね、いや、美味いというか「旨い」)

キレ  (★★★★   クセが強いのに飲みやすい。エエ仕事しますね)

総合評価(★★★★★
どんな飲み方をしても美味いんですが、初心者は逆に取っつきにくい風味かも

姉妹銘柄
・村尾   (三大プレミア芋焼酎の一つ)
・むんのら (たまにきまぐれで作る麦焼酎)

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蔵主 兼 杜氏である村尾寿彦氏が、手製の道具を使って作り出す芸術的な味わいを持つ銘柄「村尾」。その姉妹品が「薩摩茶屋」です。焼酎ブームが来る少し前までは、杜氏の村尾氏が一人で仕込みから配達まで切り盛りしていたそうです。その手によって醸し出される焼酎の他に類を見ない個性的な味わいと、本人が「焼酎の奴隷」と自嘲するその仕事ぶりが話題を呼んだようで、リリースする銘柄全てにプレミアが付いています。

同じ芋焼酎である「村尾」と「薩摩茶屋」の違いは何かと言いますと……、原料の芋を醸すのに使う「米麹」が違うんです。「村尾」は国産米の米麹を使用しており、「薩摩茶屋」はタイ米とか、煎餅の原料になる「破砕米」といった、安価な米を使っています。よって定価が100円ほど違うんですが、一旦オークション市場に出ると、その取引値の差が一万円も付いてしまうわけです。

しかし、色んな焼酎批評サイトを巡ればこの「村尾」と「薩摩茶屋」は、「茶屋」の方が圧倒的に美味いと評されているようです。そう、確かにこの「薩摩茶屋」は非ッ常にわかりやすい、独特の「クセ」があります。いろんな銘柄を飲んできましたが、茶屋と同じ風味を持った銘柄は、今までお目に掛かった事がありません。正直に言いますと、文章で説明するのも難しいんですよ。

「甘辛い」風味といいますか、何といいますか……、批評サイトでは「焦げ臭」と表現されている事が多いその強い風味ですが、焦げと言ってもスモーキーな感じとはまた違う。個人的には「ブリの照り焼きの、焦げた部分」と表現してますが、これだとあんまり美味しそうな感じがしないのが難点です。しかしその「甘焦げ」な感じが非常に個性的な銘柄です。

焼酎を造る「蒸留器」を、何度も改造した末に付くようになったその「焦げ臭」らしいですが……、少し調整が狂うだけでも、途端にガラッと風味が変わるようです。ですので、ロットによって味わいのバラつきがあるというのも特徴なんですが、それでも大体「美味い」と言わしめる出来に持っていくところが、村尾氏の「達人」と呼ばれるゆえんだと思います。

ロックでも良し、お湯割りでも良しで、クセが強いのに万能性のある美味しい銘柄です。プレミア銘柄ですがそこそこ入手もしやすいので★5つです。次回は「富乃宝山」をご紹介します。

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