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突然、竜巻が発生したら? 専門家たちによる「竜巻サバイバル術」

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先日の竜巻被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
テレビや新聞、ネットなどで、竜巻被害の惨状と、そして「突発的な破壊力」という竜巻の威力、恐怖を知り、改めて身を震わせてしまいました。
この竜巻、その規模を表す際に使用する言葉に、ある日本人の名前がついていることを、みなさんご存知でしょうか(……という私も、実はつい先日知ったのですけれど)。
竜巻研究の権威に、藤田哲也シカゴ大学名誉教授という方がいらして、藤田教授が1971年に提唱したのが『藤田スケール』、通称Fスケール。現在はそれを改良した『改良藤田スケール』というものが用いられているそうです。
竜巻といえば、アメリカでよく起こっている自然現象だと思っていたのですが、藤田教授のように、日本人の竜巻研究者は結構多いとのこと。
先日見たテレビでは、日本の竜巻専門家が「(突然、竜巻が発生したら)丈夫な建物の中に逃げるしかない」と伝えておりました。が、その「丈夫な建物がなかった場合」も考えられますよね。
そこで、ほかの竜巻サバイバル術を探してみたところ、おおむね「丈夫な建物の中に避難すること」は、どこでも提唱されているようでしたが、これ以外には、

・竜巻を目撃できたら、進行ルートの直角に逃げる。
・屋外では、溝や地面のくぼみに避難し、伏せて、腕で頭を守る。
・屋内では、竜巻が来る方のドア、窓を閉めて、反対側のドア、窓を開放する(竜巻の風圧を均等にして、屋根を吹き飛ばされる確率を低くする)。

などがありました。
もし、家にいた場合は、できるだけ家の中の「中心」に近い、1階の小部屋(壁が多い分丈夫)で、上層階に重量物がないところが最適……とのことです。つまりトイレなどはもっとも避難するのに適している場所といえます。「トイレに逃げ込め」は地震発生時もよく言われることですよね。
 
また『気象庁』のホームページでは、「屋外」「屋内」別に、以下のような避難法を勧めています。

《屋外》
頑丈な建造物の物陰に入って、身を小さくする。シャッターを閉める。物置や車庫、プレハブ(仮説建設物)の中は危険。電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり、危険(なので近づかない)。
《屋内》
家の1階の窓のない部屋に移動する。窓やカーテンを閉める。窓から離れる(大きなガラス窓の下や周囲は危険)。丈夫な机やテーブルの下に入るなど身を小さくして頭を守る。

気象庁では「竜巻は日本のどこでも発生します」と警告しています。本当に、自然現象というのは、人知の及ぶところではない威力が発揮されますから、防災を心がけていたとしても被害にあうことがあります。
ですが、できるだけ最小被害に抑えるために、これらはぜひ覚えておきたい「竜巻サバイバル方法」ですよね。
竜巻と台風はまったく異なる現象ですけれども、「台風通過コース」地帯・九州出身の私としては、「窓ガラスの近くにいてはダメ」ということもぜひ追加させていただきたいと思います。それと窓辺に飾っているガラス製品も、もし間にあえば撤去を。
ガラスが割れて、破片が吹き飛んでくる可能性がありますので、くれぐれもご注意を。またそういった被害を未然に防ぐことができる『ライフガード防災フィルム』というのがありますので、あらかじめこのようなフィルムを常に施しておく……というのもひとつの手ですね。
photo by Thinkstock/Getty Images
藤田スケール気象庁/竜巻から身を守る~竜巻注意情報~
(福島はるみ)



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