インド人に耳垢(みみあか)をほじくり出してもらおう!

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インドにはいろいろな商売があるもので、耳垢(いわゆる耳くそ)をほじってくれる商売が存在する。日本やアジア諸国にも耳垢をほじってくれるサービスはあるが、だいたいがマッサージと一緒に個室で行ってくれるというもの。インドの耳垢ほじくり職人は、外で営業し、外で耳垢をほじくり出す。

残念なことに、少なくとも首都・ニューデリーの野外で耳垢をほじくる職人は、そのほとんどがボッタクリである。通常、100ルピーも支払えば十分なところ、1000ルピーを要求してくることもザラだ。しかし、彼らはボッタクリ商売をしているものの、どうすれば観光客とケンカにならずにボッタクれるかを心得ており、常に仲間と行動して連係プレイをしてくる。

まず、「耳垢掃除は一回1000ルピーだ」と言ってくる。もちろん、相場を知っている観光客は「100ルピーじゃないと支払わない」などと言い、値下げを交渉する。だが、それでも「こんなにみんな喜んでいるぞ!」と、賀古に耳垢掃除をしてもらった人たちの感謝の言葉が書かれたノートを見せてくる。英語、ドイツ語、中国語、韓国語、そして日本語まである。

しかし、それでも「100ルピーしか払わない」と言うと、「どうしてだよ~。耳がキレイキレイになるよ~!」と嘆いてくるが、ここで仲間の耳垢職人の登場だ。「まあまあ、彼は節約しながら旅行をしている旅行者なんだ。ここはまけてあげようじゃないか。ねっ♪」と、仲間をなだめる。もとろん、なだめたフリである。

そこで耳垢職人は「よしきた! 友だちプライスだっ♪ たったの500ルピーにしてやんヨ♪」と言ってくる。しかし、それでも確実にボッタクリプライス。インド人なら50ルピー以下でできるし、観光客相手だとしても100ルピーがいいところだ。500ルピーなんて払ってはいけない。ゴネまくって帰るフリをすると、100ルピーでもやってくれることになる。

また、彼らは「お前の耳の中はこんなに汚れているぞ!」と、最初にお試しで無料で耳の中を掃除してくれるのだが、脱脂綿(だっしめん)に付着した汚れを見せ、「すげーバッチィ!」と言ってくるはずだ。しかし、その汚れた脱脂綿はあらかじめ汚した脱脂綿であり、あなたの耳の汚れではないのであしからず。

しかし、インドに行く機会があるならば、一度は耳垢をほじくってもらうといいだろう。値引き交渉も楽しむつもりでするといい。もちろん、100ルピー以上払ってはいけないが。このようなインドの耳垢ほじくり体験は、インターネットでもブログやサイトで経験者が多く語っている。一度、検索してみるといいだろう(このニュースの詳細記事はこちら)。

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