ザップ、東阪来日ツアーがスタート 濃密なエンタメ空間と化した東京公演をレポート

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ザップ、東阪来日ツアーがスタート 濃密なエンタメ空間と化した東京公演をレポート

 80年代を席巻した伝説のファンク・バンド、ザップの東阪来日ツアーがスタート。その幕開けとなる東京公演(1日目)が、ビルボードライブ東京にて行われた。

ザップ ライブ写真(全17枚)

 4階席にまで振動が伝わるほどパワフルなビートに乗せ、メンバーが登場。ステージに上がるや否や息のあったダンスを披露し、初っ端からオーディエンスのハートを掴んでいく。力強い演奏で会場のムードを引っ張りつつも、飛んだり跳ねたりポーズを決めたり、チャーミングな一面を見せるメンバー達。観ても聴いても楽しいステージングで、会場は祝祭感に包まれた。

 エンタメ精神旺盛なパフォーマンスはまだまだ続く。ステージだけでは物足りないと言わんばかりに、客席でギターソロを披露したり、コール&レスポンスを煽ったりと、会場全体をフリーダムに使用。あまりの近さに、周辺のお客さんも大興奮の様子であった。

 また、ブルース・ハープが印象的な「Doo Wa Ditty (Blow That Thing)」では、曲中に会場が暗転。すると、フロント3人の服についていたライトが七色に発光。エレクトリックな雰囲気のまま演奏が続けられ、その度肝を抜く演出に、オーディエンスからは歓声が上がった。

 中盤には、【SUMMER SONIC 2015】の「Billboard JAPAN Party!」での共演をきっかけに交流が生じたタキシードとのコラボソング「Shy」を披露(ちなみにタキシードも現在来日中)。タイトなリズムセクションと、どこまでも広がっていくような心地良いハーモニーに、身体を揺らさないわけにはいかず。気付けばフロアもほぼ総立ちとなっていた。

 「何十回も日本に来てるけど、今回も来られて本当に嬉しい!ありがとう!」と、ラストは「California Love」を演奏し、この日の公演は締め括られた。ステージから降りた後も、メンバー全員がお客さんと握手やハグを交わしたり、会話を楽しんだりと退場までノンストップ。最初から最後まで濃密な1時間となった。

 なおザップは、本日12日にビルボードライブ東京、明日13日にはビルボードライブ大阪での単独公演、そして15、16日には【DANCE EARTH FESTIVAL 2018】への出演を控えている。蒸し暑い日が続く今の時期だからこそ、ザップのライブでもっとアツくなってみてはいかがだろうか。

Photo:Yuma Totsuka

◎公演情報
【ザップ】
2018月7月11日(水)- 12日(木)
ビルボードライブ東京
1st Stage Open 17:30 Start 19:00
2nd Stage Open 20:45 Start 21:30

2018年7月13日(金)
ビルボードライブ大阪
1st Stage Open 17:30 Start 18:30
2nd Stage Open 20:30 Start 21:30

詳細:http://www.billboard-live.com/

2018年7月15日(日)- 16日(月・祝)
DANCE EARTH FESTIVAL 2018 出演
詳細:http://www.danceearthfestival.com/

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ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

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