将来お金を作れる人と作れない人、その差はどこに出る?

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将来お金を作れる人と作れない人、その差はどこに出る?

30代、40代になると、老後の資金や親の介護費用、子どもがいれば養育費など、将来のこと、現実的なお金のことを考える場面も増えてくるだろう。将来、困らないためにも、どのように資産運用・資産形成すればいいのか。

『年収1000万円の人が、5年で現金3000万円をつくる方法』(菅沼勇基著、クロスメディア・パブリッシング刊)は、お金に対する基本的な考え方について、資産をつくる人の共通項を整理し、貯まらない人が陥りやすい誤解を指摘し、資産形成において重要な考え方を紹介した一冊である。

お金が貯まらない人の共通点は、まず「人生の設計図」がないことだという。

「そのときの生活費があればいい」くらいにしか考えていない人は、自分が間違っていたと老後になってから気付くのだ。

目の前しか見えていない状態からマインドセットを変えていくためには、毎日、「未来について考える時間」をつくることが必要だ。

具体的には、1日に5分でも10分でもいいので、将来を考える時間をつくる。そうして思考を変えていかないと、行動も変わらない。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、将来も変わっていくという。

なので、まずは「人生の設計図」をつくる。

ライフステージによって、どの時期に、どれくらいのお金がかかるのかを「ライフプランシート」と呼ばれる表を利用して試算してみるのがよい。

「なりたい自分」「こうありたいという目標」をつくり、ゴールを設定する。目標が定まり、自分の現在位置が確認できる。そうすれば、そのギャップを埋めていけばいいだけになる。

また、お金が貯まらない人は全てを自分でこなそうと思いがち、一方で資産を作る人は他者に任せてしまうという指摘も。

「社会人になったら不動産で資産をつくっていきたい」と考えていた著者の菅沼氏は、不動産投資をする場合、物件情報から得るところから売るところまで、エージェントや管理会社など、その道のプロの人たちの中で信用できる人を見つけ、信頼して任せているという。

「自分でやったほうが安上がり」と考えて目先のお金を惜しむと、後で大きな対価を支払わされることになることも多々あるということだ。

お金とどう向き合っていくか。人生を豊かにするためにも、人生設計、資産形成は、日頃からしっかり考えておくべきなのだろう。

(新刊JP編集部)

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