体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

本物のサイコさんに聞いた!あなたの知らないサイコパスの世界!

サイコパスの特徴とは

丸野「サイコパスな人の特徴としてはどのようなものがありますか?」

吉田「サイコパスのほとんどがそうだと思いますが、子供のころから嘘つきですね。それで、妄想なのかウソなのか、本当なのかがわからなくなってくる。ここから虚言につながってくるんですよ。みんなそうだと思いますよ」

丸野「ほほう~、みんな嘘をつくのがうまいと」

吉田「サイコパスが多い職業として、判事、弁護士、経営者、政治家があります。嘘つきですから(笑)

丸野「その他には?」

吉田「あとは攻撃的な刑事という職業一番多いのは医者ですね。そんなねぇ、普通の感覚で人を平気でザクザク切ったり貼ったりできませんよ、普通は」

丸野「そりゃそうですよね。でも、比較的社会的に地位の高い人が多いんですね」

吉田「まちまちですけど、サイコパスって頭がいいんですよ。だから、いい職業に就くことができると」

丸野「昔、売れた書籍で『隣のサイコさん』というのがありましたが、その中では、盗聴されていると思い込む人や自殺未遂マニア、変人発明家、男性偏愛の女性、虚言癖、覚醒剤中毒、誇大妄想狂などが紹介されてました。全然違うじゃないですか」

吉田「それはサイコパスではないです。社会性ありきの頭がおかしい人ではないわけです。しかも、自分はサイコパスではないと、バレないように演じるのに重きを置いてます。サイコパスとどう向き合って生きていくか、を考えているサイコパスもいるほど冷静なんです。表の顔と裏の顔をうまく使い分ける自分の欠点までわかっています

ここで、サイコパスの特徴をまとめてみました。

<写真:(c)Webドラマ『木屋町事件師稼業』第2話>

≪サイコパスの特徴≫

1. 口達者で表面的な魅力がある……人を引き寄せやすい
2. 誇大的な自己価値観
3. 刺激を求めやすい
4. 病的に虚言を繰り返す
5. 人を操作するために偽り騙す傾向がある
6. 良心や罪悪感が欠如している
7. 浅い感情
8. 冷淡で共感性がない
9. 行動のコントロールができない
10. 性行動が奔放
11. 幼少期の問題行動を起こす
12. 現実的・長期的な目標を立てるのが苦手
13. かなり衝動的
14. 数多くの婚姻関係
などがあります。

サイコパスよりもソシオパスの方が厄介

丸野「サイコパス、イメージが変わりました。でも、サイコパスよりも面倒なパーソナリティー障害があるそうですね

吉田「ええ。それが“ソシオパス”です。ソシオパスは、後天性なパーソナリティー障害で、育った家庭環境が悪く、様々な虐待を受けていたトラウマなどがあったりします。ソシオパスは衝動的で行動に一貫性がなく、自分と同じ考えのコミュニティーをつくりたがります。サイコパスと違い、長期的な仕事に就くことやごく一般的な家庭生活を営むことができないんです」

吉田さんの話では、ソシオパスが犯罪を起こすとき、自らのリスクや成り行きを考慮せず、無計画で衝動的に実行する傾向があるという。すぐに興奮し、激怒したり、爆発的な暴力傾向が強く、犯罪がすぐにみつかり、逮捕される確率が高くなるといいます。これは薄っぺらい嘘をつくからと言えるでしょう。

さらにソシオパスは、自分の欠点がわからず、何の自覚もない、責任感もほぼない。皆さんの周りにもいるのではないでしょうか、口ばかりで仲間をすぐにつくりたがり、迷惑をかける人間が……。それはソシオパスである可能性が非常に高いのです。

今後、サイコさんはどこへ行くのか?

丸野「今後、吉田さんはサイコパスというパーソナリティー障害を抱えながら、どのように生きていかれるのですか?」

吉田「そうですね、私はサイコパスと言っても、社会性が芽生えるのが早かったので、家族とごく普通の生活を営んでいます。だからこそ、どうしても刺激が欲しいという思いがあって、女優として自分とは違う人格と“非日常”を演じることを選んだんですよね。今後は、様々な表現の場で活躍していきたいと思っています」

丸野「こうやって話していても、全然普通ですけどね。サイコパスってやっぱり頭がいいという印象が強くなりましたね

吉田「そうですか、そう言ってもらえるとうれしいです。それにこうやって大きく勘違いされているサイコパスについての論文でも書こうかな、とも思っています。みんな考え方が別なように、私も持って生まれてしまったものなので、サイコパスというものに向き合いながら頑張っていこうかなぁと思っています」

丸野「そうですか。頑張ってください。今日は本当にありがとうございました」

インタビュー協力/吉田知永
カメラマン/鶴丸和彦
撮影場所/株式会社クリエイターズバンク

(c)写真AC

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 丸野裕行) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

前のページ 1 2
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy