水曜日のカンパネラ、“かぐや姫”の竹の中での世界を表現

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水曜日のカンパネラ、“かぐや姫”の竹の中での世界を表現

水曜日のカンパネラが、6月27日にリリースとなったEP『ガラパゴス』から新曲「かぐや姫」のMVを公開した。

先日放送されたTBSテレビ『A-Studio』では、弦アレンジで演奏されて話題になっていた「かぐや姫」。かぐや姫が実は宇宙人だったのではないか。かぐや姫の物語の前後はどうなっているのだろうか。などなど、さまざまなかぐや姫の世界観を想起させてくれる今作。作曲をケンモチヒデフミ、作詞をコムアイが手がけている。

昨年8月に行なった生配信ライヴ〈水曜日のカンパネラLIVE RECORD(170831石巻市荻浜)〉の撮影・監督、先日公開された「マトリョーシカ」のMVに続き、山田健人監督が手がけている。竹から生まれたかぐや姫の、竹の中での世界を表現しており、この撮影のために作られた縦型に回転するカメラを使った浮遊感ある面白いカメラワークにも注目だ。

衣装はヘッドピースデザイナーの津野青嵐が3Dペンで制作した身体から離脱して見えるネックレスで、暗闇の中で怪しく光ったり、身体から浮いているように見えたりと独特なフォルムが、人間に見えて人間ではないかぐや姫の存在を際立たせている。

6月30日(土)、7月1日(日)には河口湖ステラシアターでのワンマン・ライヴが控えている水曜日のカンパネラ。EPから新曲を何曲披露してくれるのか、新たなステージ演出にも期待したい。(雄)

■水曜日のカンパネラ コムアイ コメント
「青」は青なのに「青々と」は緑を感じるのはなんでだろうな。日本語の「青」は、海のターコイズブルーを飛び越えて、クロロフィルの緑までを含んでいる。このEPがリリースされる頃の、日本列島の初夏の竹林の美しさはまさに「青」。山は命の噴火を抱え、すべての芽が萌え、鮮やかな色を風にわさわさ揺らして「生きる!」とすべての細胞が叫ぶ季節。海の青から発した生命が、陸の青まで続いてきて、これからどこへ向かうのでしょう。次に現れるのは、どんな生命でしょう。光とともに現れた超人・かぐや姫には、宇宙人説があって、少し先の未来にいる生命に思えます。DNAの螺旋、生命たちの運動が、形を変えながら、ずっと続いていきますように。

■山田健人監督 コメント
ちかごろは映像と接するときにみんな緊張してると思います。だから寝る前に読む絵本みたいな作品っていうのを意識してみました。リラックス〜。いっぱい不思議でワクワクしてください。

水曜日のカンパネラ、“かぐや姫”の竹の中での世界を表現

『ガラパゴス』

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「かぐや姫」MV

https://youtu.be/k_epnF4YjQo

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