ユーロからビットコインに交換できる専用ATMが欧州で初めてオランダの空港に登場

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蘭アムステルダム・スキポール空港は、2018年6月、旅先で使い切れずに残ってしまったユーロを仮想通貨のビットコインまたはイーサリアムと交換できる専用端末「Bitcoin ATM(ビットコイン・ATM)」を欧州で初めて試験的に設置した。

・旅先で残ったユーロをビットコインに交換できる

「Bitcoin ATM」は、搭乗客が数多く行き交うスキポール空港の出発ロビーへの通路のほか、到着ホールにあるショッピングエリア「スキポール・プラザ」に設置。

100ユーロ(約1万2600円)を上限として、ユーロをビットコインやイーサリアムに交換したり、これらの仮想通貨をユーロに交換することができる。

ユーロから交換された仮想通貨は、直接、利用者のデジタルウォレットに預け入れられる仕組みだ。

・2018年末まで試験的に運用予定

ビットコインをはじめとする仮想通貨を空港で導入した事例としては、豪ブリスベン空港が2018年1月、旅客ターミナル内のショップや飲食店を対象に仮想通貨決済サービスを開始した。

スキポール空港では、2018年末まで「Bitcoin ATM」を試験的に運用し、利用客のニーズに合っているかを見極めた上で、本格的な導入の是非を判断したい考えを示している。

今後、仮想通貨の普及がすすめば、ドルやユーロ、円などの法定通貨からビットコインに代表される仮想通貨に簡単に交換できる「Bitcoin ATM」のようなサービスへのニーズも次第に高まっていきそうだ。(文 松岡由希子)

Schiphol

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