自律走行型シャトルバスの量産に向けて米スタートアップとカナダの部品メーカーが提携

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自律走行型シャトルバスの開発に取り組むミシガン州のスタートアップ企業「May Mobility(メイ・モビリティ)」は、2018年6月、米国市場への本格的な参入を目指し、車両の改造や量産化において、カナダの大手自動車部品メーカー「Magna(マグナ)」との提携を発表した。

・自律走行型シャトルバスがいよいよ量産化へ

「May Mobility」は、独BMW傘下のベンチャー投資会社「BMW iベンチャーズ」やトヨタ自動車傘下の「トヨタAIベンチャーズ」らからの出資を受け、都市部での短距離移動に適した自律走行型シャトルバスの開発に取り組んできた。

今回の両社の提携は、既存の自動車メーカーを長年サポートしてきた「Magna」の実績やノウハウを活かし、創業間もない「May Mobility」の自律走行型モビリティ市場への参入を後押しするのが狙い。

「Magna」は、ミシガン州トロイのカスタム製造センターを拠点に、「May Mobility」の技術者と共同で開発をすすめていく計画で、具体的には、「May Mobility」が設計を担当する一方、「Magna」は車体の修正やセンサーの組み込みなどに対応するという。

・2019年までに自律走行型シャトルバスによるオンデマンドサービスを開設

「May Mobility」では、2019年までに、自律走行型シャトルバスを活用したオンデマンドモビリティサービスを開設する方針。

いよいよ2018年6月26日には、「May Mobility」にとって初の実用化となる車両第一号がミシガン州デトロイトでデビューする予定だ。(文 松岡由希子)

May Mobility

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